働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3694 開催期間 2022年09月09日- 09月16日
多くの皆様にご意見をいただき、ありがとうございました。 「サステナブルファイナンスを知っていますか」という問いに対しては、8割以上の方が「No」であり、まだあまり広く知られていないようです。 Tosukuさんは、「サステナブルファイナンス、と言う言葉は初めて知りました」とされつつ、SDGsについて言及して下さいました。SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)という言葉の方が、多くの方に馴染みがあるかもしれません。SDGsが掲げる目標を達成するためには、様々な形で「お金」が必要です。 例えば、国際協力機構(JICA)は、SDGs達成に向けた様々な事業を行っています。その中には、Tosukuさんのコメントに関連する、水道事業も含まれます。SDGs達成に向けたJICAの取り組み | 国際協力・ODAについて - JICA JICAは、必要な資金の一部について、債券を発行し調達していますが、近年、これを「社会貢献債」(ソーシャルボンド)として位置付けています。社会貢献債としてのJICA債 | JICAについて - JICA ソーシャルボンドは、金融商品(債券)であり、購入する投資家は、利回りを得ながら、社会的事業にも貢献することが可能となります。これがサステナブルファイナンスの一例です。 サステナブルファイナンスとは、SDGsに必要な資金を動員する金融であるといってもよいと思います。 DiamondBarさんからは、「リスクの認識が課題」とのご指摘がありました。投資である以上、損失が生じるリスクもあることには留意が必要です。また、サステナブルファイナンスは社会的意義と収益を両立させるものですが、そのバランスは事業によって異なります。真打ちさんが言われるように、「対象の見極め」を、投資家が自身の投資方針・価値観に照らして行うことが必要です。そのためには、にしひがしさんが言われるように、事業に関する適切な情報公開が重要であり、そうした市場環境の整備に、金融庁を含め、各国当局が取り組んでいます。 シンゴパパさんからは、「エネルギー効率の高い建物の建設資金の融資・投資が、何故サステナブルなのか理解できない」とのご指摘がありました。これは、サステナブルという概念の根幹に関わる、重要な論点です。確かに、どんなに効率性が高くても、鉄やコンクリートで建物を作れば、資源の消費や環境への負荷が生じます。しかし、今日の時代に生きる私たちが、そうした建物無しに生活することをイメージできるでしょうか? 多くの人にとってはそうではないと思います。 現代の人類が、ある程度経済的・物質的な豊かさを享受しながら、地球環境の維持を両立させるために、何が必要だと思いますか? たくさんの投稿をお待ちしています。★高田議長の過去の円卓会議より・カジノを含む「統合型リゾート」導入、関心ありますか?・財政の問題、分かりやすく伝わっていると思いますか?・日本の財政について、考えたことはありますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.