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会議番号:3518 開催期間 2018年10月26日- 11月02日
皆様、ご意見をありがとうございます。「カジノを含む「統合型リゾート」導入、関心ありますか?」との質問に対し、6割の方からYesの回答をいただきました。多くの方に関心を持っていただいていることについて、政策担当者としては嬉しく思います。 もっとも、IRへの賛否については、両論あるようです。 madamkazoomさんは、海外の統合型リゾートで、「日常生活では味わえない」楽しさを感じられたとのことです。私も最近、シンガポールに行きましたが、マリーナ・ベイ・サンズやリゾート・ワールド・セントーサの敷地内に入ったときの、わくわくするような感覚が印象に残っています。まさに非日常を味わわせてくれるような、これまでにない規模とクオリティを持ったリゾート施設を作れるかどうかが、日本版IRの鍵となりそうです。 ゆみ子さん、ケイティレッドさんは、条件付きで賛成とのご意見です。近隣地域の治安の悪化や環境破壊などの弊害を防ぐことは、IRの立地を考える上で重要なポイントです。 他方、Achikoさん、iinaさんは、カジノがある以上、IRには反対とのお立場です。また、kazuoiさんも、IRに頼らず、日本独自の魅力で観光客を惹きつけてほしいとのご意見です。 たしかに、日本には自然、文化、料理などの魅力的な資源が豊富にあり、IRが無くても、今後もさらに観光客を増やしていくことは可能でしょう。他方で、大規模な国際会議や展示会など、国内の施設不足のために逃している集客機会もあります。世界的な競争力を持つ施設の建設・運営費用を賄うために、カジノの収益を活用することが、海外で確立されている一つのビジネスモデルなのです。 2016年時点で、世界201か国・地域中、127か国・地域で、OECD加盟国では35か国中30か国で、カジノは合法化されています。世界的にみれば、カジノは珍しいものではありません。他方、まさんが指摘されたように、日本には既に様々なギャンブルがあり、依存症の問題もあります。依存症対策をしっかりと行うことは、IR整備法の重要な内容の一つです。また、IR整備法が成立する少し前に、国会で別途、「ギャンブル等依存症対策基本法」が成立し、既存のギャンブル等(競馬、競輪、パチンコ等)についても、依存症対策を官民を挙げて進めることとしています。 まうやんさん、KIKIのママさんのように、そもそもIRに関心の無い方も多いでしょう。たしかに、IRは、国民生活に不可欠、といった類のものではありません。しかし、IRの導入は、IRを「顧客」として利用するかどうかに関わらず、地域の住民、ひいては国民に、メリットとデメリットをもたらしえます。そのメリットには、投資や地域での雇用の創出などがありますし、デメリットには、治安・環境の悪化などが考えられます。ユリイカさんは、まさに、「徹底した国民の熟議」が必要と指摘されています。 べりさんは、地域の魅力UP、差別化を、SallyChanさんは、日本の独自路線を、IRに求められるものとして挙げられています。日本版IRの魅力を増大させるために、どのような施設やコンテンツが考えられるでしょうか? また、カジノを含むIRが導入されるとの前提の下、そのデメリットを減らすためにどのようなことが必要でしょうか?★高田議長の過去の円卓会議・財政の問題、分かりやすく伝わっていると思いますか?・日本の財政について、考えたことはありますか?
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