働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3775 開催期間 2025年05月09日- 06月27日
「AIとリハビリが組む時代について、どう考えますか?」 最終週のテーマとして掲げたこの問いかけに、多くの方が自身の体験や考えを交えて投稿してくださいました。ありがとうございます。 例えば、jerseyさんは、支援の現場でAIが活用されることへの期待を語ってくれました。「専門資格を持たない私のような一般人でもツールで何か支援が出来れば」と、現場の限界を補う一助としてAIに希望を託しています。 また、おがわさんは「ST不足やサポートの地域格差を補うためのAI活用はとても心強く感じる」と述べ、Speech Linkのようなツールによってリハビリの頻度が高まり、STとのセッションの質も高められると前向きな意見を寄せてくれました。 一方で慎重な視点もあります。unagiさんは「今困っている人がいるのは事実なのでスピード感も必要だが、AIは差別の構造を学ぶという課題がある」と、導入の段階的アプローチの必要性を提言。wrennさんは「障がい者はAIと向き合っていればいいという無意識が怖い」と、社会のまなざしに鋭い問いを投げかけました。 総じて、AIとリハビリが共存する未来に対し、「歓迎」と「慎重」の両面からの意見が寄せられた最終週。人間にしかできないケアと、AIだからこそ提供できるサポート。そのバランスの中で、未来をどう描いていけるか。この問いは、これからの言語リハビリに関わるすべての人に開かれたものです。 私自身、脳出血によって言葉を失い、そして取り戻すためのリハビリの道を歩んできました。リハビリは孤独との闘いでもあり、「もう少し練習したい」「でも誰とも話せない」——そんな壁に何度もぶつかりました。Speech Linkは、あのときの自分のような人のそばに寄り添う存在でありたいと願って生まれたアプリです。 AIは人間の代わりではありません。でも、人間の力を拡張し、寄り添い、支えることはできます。 もし周りに「ことばに困っている人」がいたら、ぜひSpeech Linkのことを教えてあげてください。そして、私たちの取り組みに少しでも興味を持ってくださった方は、公式サイトからメルマガ登録もぜひお願いします。 私たちの挑戦は、これからも続きます。 1カ月間、充実した議論となりました。ありがとうございました。★石渡議長が開発中の言語リハビリアプリ詳細はこちら「Speech Link(スピーチリンク) 」プロジェクトの最新情報を受け取れます→メルマガ登録
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