働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3712 開催期間 2023年03月17日- 04月04日
皆さん、初日の私からの質問に対してたくさん意見を投稿してくださり、ありがとうございました。 投稿内容を見てみると、やはり「クオータ制」など選挙のしくみについて挙げる声が多かったようです。 arkさん、ちゅまさんがおっしゃるようにクオータ制にしたり、costasさんの意見のように比例代表を中心とした選挙の仕組で男女比をルール化するのは、一番効果がありそうですよね。 また、みもざさんのおっしゃるように、短い選挙期間の中でどんな候補者がいるのか、そしてそれぞれの候補者はどのような政策を持っているのかを知るのは至難の業なので、「党派を超えた女性立候補者専用ページ」を作るというのは、とてもよいアイデアだと思います。 スペインでは、サンチェス政権が、2023年3月7日、内閣における男性と女性の閣僚の比率や一定規模以上の企業の取締役会における比率をいずれも40%以上となるよう義務付ける法案を閣議決定しました。この法案では、政党に対しても地方、国政、EU議会まで、候補者数を「男女同数」にするよう規定しています。 サンチェス首相自らが、「女性が社会の半分を占めるのであれば、政治力と経済力も半分は女性に属さなければならない」と発言したそうで、岸田総理にも、はっきりとそう述べてもらいたいものです。 ただ、marco302さんのおっしゃるように、法制度全体を変えるのは、簡単なことではないでしょう。そんな時、選挙キャンペーンを活用するなど、法律を変える以外の方法もまだまだありそうな気がします。 例えば、2022年5月に行われたオーストラリアの国政選挙では、労働党が9年ぶりに政権に返り咲きましたが、実はその陰には、「ティール・インディペンデント」と呼ばれた独立系・無所属として出馬した多くの女性たちがいました。彼女たちは「環境問題」や「男女平等」などの共通の政策を訴えて選挙戦を戦い、シドニー、メルボルンなどの大都市で多くの与党のベテラン男性議員に勝利したのです。彼女たちに資金を提供する団体の後押しもありました。 そこで、2日目の私からの質問は、「選挙制度を変えるということ以外にも、女性政治家を増やす方法はありますか?」です。 Smileさんの教育の中にダイバーシティの視点を取り入れる、まうやんさんのトップから変えるというのも意味があると思いますし、DiamondBarさんのESGの盛り上がりを活用するというのもなかなか面白い方法ですね。これらの意見を参考にしながら、他にもどんな方法があるか考えてみたいと思います。皆さんからのご意見を是非お待ちしています。★大門議長の過去の円卓会議・国会議員のクオータ制、必要ですか?・ウクライナ情勢について、海外メディアも見ていますか?・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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