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会議番号:3656 開催期間 2021年09月17日- 03月24日
皆さんの投票では、クオータ制を取り入れたほうがよいとお考えの方は多いようですね。 Noと答えられた方でも、「まずは、地方政治から」とお答えいただいたDiamondBarさん。たしかに、地方議会は、本来、生活に密着している政策の議論の場。そこに女性が少なすぎるというのには共感します。国政にでる候補者も、地方議員の経験を積んだ方が政党の候補者になるケースが多いですよね。 「数だけ増えても、質が伴わないと結局女性はダメと言われてしまう」というまさんの考えももっともです。女性だったら誰でもよいのかというわけではないので、そのためにも有権者が候補者の考え方をしっかり見極める必要があります。 賛成の方の意見の中で衝撃的だったのが、真打ちさんのPTA会長のお話です。将来の地方議員の候補者を探すためのPTA会長だから、男性を選んでほしいという要望があったとは驚きです。意思決定の場に男性しかいないということで、そのような発言がでてきたのだとしたら、国会議員だけでなく、地方政治に女性を増やすことも切実な問題かもしれないと思いました。 また、女性がいるからこそ実現する政策もあるというAchikoさんの意見にも賛成です。生理用品が軽減税率対象品目から除かれた話もその一つ。「女性議員の視点があったなら別の議論が生まれていた可能性」というのは、その通りだと思います。また、今年、男性の育児休業が取りやすくなる育児・介護休業法の改正が国会で成立しましたが、これも女性議員が積極的に動いて男性議員に声をかけ、法改正を実現させたと聞いています。女性議員の視点を増やすことで、多様な政策が実現できると思います。そのためにもクオータ制は必要かもしれません。 そして、costasさんの「選挙区制は、居住する選挙区ごとに議員数を割り当てる制度。クオータ制は『女性区』『男性区』ごとに議員数を割り当てる制度」という考え方ですが、私もなるほどと思いました。 costasさんの意見は、クオータ制を比例代表の制度の一部として考えるということのようですが、クオータ制といっても、実は様々なやり方があります。ルワンダのように意志決定機関の30%を女性にすることを定め、下院で一定の議席を女性に割り当てる法律による強制的クオータ制。また、フランスのパリテ法のように、政党に男女同数の候補者を義務付けるやり方などです。 そこで、質問です。もし、日本にクオータ制をとりいれるとしたら、どのような制度を参考にしたらよいと思いますか? Noと答えた方は、女性議員を増やすための、皆さんのイメージする理想とする制度に関するご意見をいただければと思います。皆さんのご意見をお待ちしています。★第26回国際女性ビジネス会議 トークショー 「他国から学ぶ ~スウェーデン・メキシコ・英国の事例~」 大門議長が登壇されました。プログラムはこちら★大門議長の過去の円卓会議・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?★大門議長が登壇した国際女性ビジネス会議のレポートより ・トークショー「ジェンダー平等が大切な理由」第24回国際女性ビジネス会議 ・円卓会議「SDGs and Media」第24回国際女性ビジネス会議 ・トークショー「旅の意味」第25回国際女性ビジネス会議
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