働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3712 開催期間 2023年03月17日- 10月25日
こんにちは!ジャーナリストの大門小百合です。 3月8日は国際女性デーでしたね。その前後には、女性についてのさまざまなニュース記事やレポートなどが発表されました。その中でも私の目をひいたのは、190カ国・地域の男女格差の現状を法整備の進み具合から評価した世界銀行の報告書です。 この世界銀行の報告書は、2022年10月時点での労働や結婚、財産など8分野の法制度を分析し、男性が得られる権利を100とした場合に、女性がどの程度の法的な保護を得ているか、国・地域ごとに指数化しています。日本の男女格差のスコアは78.8。OECD高所得国平均は、95.3で80を割ったのは日本だけで、先進国では最下位でした。全体でも、日本の順位は190カ国中、104位という悲しい状況です。日本のスコアが低いのは、職場でのセクハラを罰する法律がないなど、特に労働分野で後れを取っているからというのが理由のようです。 ではなぜ、法整備が進まないのか?ずばり、私は、日本に女性政治家が少なすぎるからだと思っています。 衆議院と参議院を合わせた女性国会議員の割合は、約15.4%。他の先進国にはまったく及びません。 日本は他の先進国に比べ、女性の支援を社会に取り入れることや女性のキャリアアップ、出産や子育てのしやすい職場づくりという点で、かなり遅れています。そして、その最も遅れている職場が国会だと思います。 先日お会いした立憲民主党のある議員さんも、少子化対策や子育て施策が今まで後回しになってきた理由について、「予算というのは、利権があるところにつきやすい」ということを話していました。子育て中のお母さんが政治家のパーティ券を買ってくれて、献金をしてくれるわけではありません。政治家に献金したり、パーティ券を買ってくれるのは、やはり企業や業界団体なのです。 そんな予算編成の構造上の問題もありますが、このままだと女性の視点から社会に必要な改革をしてくれる議員の数は増えそうもありません。 そこで、今回のテーマは、「日本の女性政治家。増やす方法ありますか?」です。 是非、皆さんのご意見お聞かせください。よろしければ、YES/NOの理由も合わせて教えてください。 ★大門議長の過去の円卓会議・国会議員のクオータ制、必要ですか?・ウクライナ情勢について、海外メディアも見ていますか?・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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