働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3301 開催期間 2014年07月04日- 07月11日
小学校のとき「学芸会」があって、そこでお芝居をすることがありました。テレビで「忠臣蔵」が大ヒットしていて浴衣を着てチャンバラごっこをしたのを覚えています。素直に、単純に楽しかった。それは子どもたちがそれぞれやりたい役を選んでやったからかもしれません。配役は誰かに決められることが多い。「シンデレラ」ならば主役のシンデレラ姫と王子様は男子と女子で一人ずつ。 あるロシアの幼稚園のカリキュラムでは、やりたい役を子どもに聞きます。女の子は大抵「お姫様の役」と。すると先生は(8人女の子がいるとしたら)「では8人のお姫様が登場するお話をみんなで考えましょう」と提案。そして、一人一人に「あなたはどんなお姫様なの?」と聞いていく。そこで子どもたちがイメージする「お姫様(役)」は「演じたい」のではなく「なりたい存在」なのはもちろんです。 「役」は与えられることもあれば、自分で選ぶ、または創り出すこともできます。そして「こんなのやってみたい!」と思ったイメージは今とても遠くにあるように見えても必ず自分の中にある。 そして「楽しい」ことが一番。誰かから与えられた「役」だけを演じ続けることは苦しい。「演じる」ことは、自分を殺すことでは決してない。もっとも「楽しい」という言葉が一人歩きしているようなこの頃、深くても浅くても「楽しい」なんて、あまりに嘘。同時に「一生懸命」と「無理」の違いもあやふや。それを見つめられるようになりたいと僕自身も修行の日々です。 人は他者との関係性の中で磨かれていくもの。そして、あなたの中には無数の役が潜んでいます。今日も「楽しい」一日でありますように! 一週間、ありがとうございました。★丹下議長の過去の円卓会議より・演劇を見に行っていますか?・チームビルディングの研修に参加したことありますか?・周囲と良い人間関係が築けていると思いますか?
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