働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3215 開催期間 2013年01月25日- 02月01日
お芝居の世界で「楽しむのは観客で出演者じゃない」ということばを耳にすることがあります。誰かが集中して大きなハードルに挑戦する姿に立ち会うのは素敵な体験。そして、楽しんでいない演者を見て観客は本当に楽しいのでしょうか? その集団に何か問題があると舞台を見てすぐにわかります。きっと一般のお客様にも伝わっていることでしょう。 僕が参加している即興演劇、プレイバックシアターのグループは、本番前に「チームの状態が良いこと」を最優先します。観客の生の声の受け皿とならなければならない時、一番大事なことはチームが良好な状態にあること。もちろんそれぞれの体調や、全員がいつも「仲良し」って時ばかりじゃありません。それは当たり前のこと。なので本番前には必ず、短くてもチームビルディングにつながるエクササイズを行います。即興の舞台では、常に互いを支え合い助け合っていかなければゴールにたどり着けません。 エクササイズで身体を使うのは、もちろんウォームアップでもあるのですが、その方が効果が早いから。ことばで説明すると効果が消えてしまうこともある。常に行っている身体を使ったチームビルディングワークの積み重ねが、グループ内の人間関係や事務作業、会議などでも非常に効果的に作用することを経験してきました。 チームビルディングのエクササイズは、他者を「受け入れる」ワークショップでもあります。「受け入れる」とは、共感して他者のことを察すること。「察してくれ」という我がままでは決してなく。そして、他者をしっかりと受け止めたうえでの臨機応変の対応ができるmature/成熟した人間を目指すことでもあります。 たんに仕事の現場のためだけでなく、(僕自身も含めての)人間として成長するための場でありたいと思いワークショップを行っています。 体験こそが一番の財産と考えています。皆さんもぜひ一度、ご一緒いたしましょう。 1週間、ありがとうございました! ★「あの人の話を聞きたい」と言わせる講演者になるための「講演者総合養成講座」 丹下議長が講師を務めています。 ★こちらもご覧ください!〜丹下議長の過去の円卓会議・周囲と良い人間関係が築けていると思いますか?・この夏、演劇を観ましたか?・俳優になるための訓練、知りたいですか?
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