イー・ウーマン（ewoman）

困難の中での喜び（Ｔｏｈｋｏ・東京都・43）

本当はあまりないほうがいいのですが、仕事で困難に直面したとき、共に働くメンバーがいることの喜びを感じます。普段自分が真摯に周りに接していれば、必ず誰かが何らかの手を差し伸べてくれ、どうにもならないと思っていた事態が好転する……という瞬間を何度も経験してきました。今度は自分もますます周りに好影響を与えたいと思い、そんな中でチームってbuildされていきますね。研修も受けましたが、実際の方が楽しいです。

素晴らしい体験（ゆきなな・海外・その他・31）

まさにチームビルディングの研修を受けた会社で、社員は私一人、アルバイトスタッフ20人の協力を得て、会社の難しいとされるノルマを達成したことがあります。まず私はどうしてもこのノルマを達成したいという気持ち、それにはどうしたらいいかその方法、その為には彼らの協力が必要だということを伝えました。多くは賛同してくれ、達成までの過程に取り掛かりました。この時感じた一体感は今でも私の原動力です。そして無事に達成しましたが、過程で感じた一体感に大きな喜びを得ました。

チームがチームになる為の道（緑の髪のアン・長野県・63）

私は集団の成員がそれぞれ関わりあってチームになっていく体験を「集団力動」のセミナーで学び、それまで気が付かなかった自分の性格に気付いた。きれいごとを言っていては真の仲間としてチームは作れない。ぶつかることから逃げない。共通の目標に向かう仲間を信じて気持ちを伝えあう事こそ、チームの力が発揮される最大の力。きっとうまくいくという観点で話すことによって関係が成り立っていくと信じている。

興味あります（るるまる・大阪府・41）

私の体験は、大切な先輩の結婚式二次会を主催したことです。会場選びからスケジュールや料理の手配まで全て有志で考えて構成しました。当日ハプニングがありながらも、大成功したとき、まさに「チームなら達成できる」体験をしました。今回チームビルディングという言葉を初めて聞きました。ワークショップがあるならば参加したいです。また、今まではなかった「演劇」への興味が湧いてきているので今年は観劇をしたいと思っています。

共感こそが（Tiger・東京都・41）

チームビルディングの研修には参加したことがありません。自分を変えたい一心で、気になったこと、やりたいことにすぐに申し込みをしていろいろなセミナーなどに参加してきました。知らない人と話すこと自体も楽しいのです。そんな中でいつも自分が思っていたことを誰かと共有出来た時、気持ちが前向きになることを実感しました。仕事に応用出来ればと思います。

チームじゃない行動って？（おひさまようこ・東京都・33）

誰でも、どんな職種でも、どんな現場でも、私は常にどこかのチームの一員として行動をしていると子どものころから思っています。だから、自分ひとりで出来ないことは目上の人だろうがお客様だろうが助けを求めますし、自分も誰かに手を貸すことは当然のことだと思います。だから、大きな喜びと言うとピンときません……。

信頼関係をつくること（chengzhi・海外・その他・37）

中国で日系外資企業の労務問題や人事制度づくりのお手伝いをする仕事をしています。一番大事なことは、信頼できるチームを作ることだと思います。10年以上中国で生活をしていますが、性別や言葉、習慣や考え方の違いをお互い認め合いながら、同じ目的に向かって行動していく雰囲気を作り出すことこそが一番大事だと、感じています。そして、それぞれが自分のことだけではなく、チームのために考え、動く。そんなチームを作ることがチームビルディングなのではないでしょうか。

初めて知りました。（レッズ・埼玉県・32）

今回初めて知りました。早速ネットで検索をして、どのような内容か調べました。最近、本屋に行くと「リーダーシップ」に関する本が沢山置かれています。今「リーダー」に関することがブームなのだろうと思っていました。今回の円卓会議で学び、もし有益だと思えば、勤めている会社に研修導入を提案していきたいです。

Ｔｏｈｋｏさん、ゆきななさん、るるまるさん、素敵な体験ですね。素晴らしい！　chengzhiさんは10年という時間の中で深い体験をされている。おひさまようこさん、その通りです。一人芝居だってスタッフがいなければ幕は開きません。人は一人では生きられないもの。
 
そして、チームの作業は手数が多い、ということとは別次元の「化学変化」をもたらしてくれることがある。お互いがお互いのエネルギーを高めあってゆく時間は最高。
 
そのためのワークショップは、座学では意味がない。
僕のワークショップでは、お互いのちょっとした情報をシェアしあうことからはじめ、「頭で考える」から「身体で感じる」世界へとご案内します。相手の話を傾聴し「物語り」として語り直すリテル（re-tell）から、相手の「気持ち」を聴いて（全身で感じて）、動きで表現したり。ステップをきちんと踏めば誰でもすぐに楽しめます。
 
「楽しい」ことは大切。「楽しい」は「深い」への入り口。肩の力を抜くことと、手を抜いていることは全く別のこと。このあたりのことも「体験」した方がはやい。
 
誰かとある部分で共感していることを（ことばでの説明なしで）動きで確認するワークでは、参加者のみなさんが強い驚きを覚えるようです。これは誰でも持っている力。人が成長する間に押さえ込んでしまった力にもう一度気がついてもらうワークショップでもあります。
 
ほんの数時間のことですが深い部分で人とつながる体験の素晴らしさを身体が記憶することが大事だと思っています。その身体の記憶が「化学変化」の元になる。Tigerさんや緑の髪のアンさんもそんな体験だったのでしょうか。レッズさんもぜひ体験してみて下さいね。
 
そして、演劇の世界でも「（心理的な圧迫を含む）暴力の恐怖にさらされることで人は何かを乗り越えて達成する」と信じている人がいます。日本の高校の運動部の指導者にもたくさんいるようです。僕とは真逆の発想です。
 
弱肉強食の競争社会かもしれませんが、人はもっと出会い支えあうことができるはずだと信じています。あなたが誰かに支えられた、支えた体験を教えていただけませんか？
チームビルディング研修についての体験談、質問も引き続きお待ちしています。


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• 2013.01.30
• 丹下　一 俳優・演出家　コミュニケーショントレーナー Tama+ project代表