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会議番号:3164 開催期間 2012年05月14日- 05月21日
「抑止機能としての参議院は必要だが改革が前提」というご意見が多かったので、ではどのように改革すればいいでしょうと問いかけたのですが、みなさんの投稿を見る限りでは、どうも議員に不満があるように見えます。 頂いたものを読む限り、国会のルール、政党との関係、選挙制度の3つに分類できます。 国会のルールに関しては、ゆきななさんが「衆参の枠を災害時など一時的に取り払い、全体の2/3以上で法案を成立させる」また、「再議決の日数を短縮する」といっています。 抑止力は必要だが、参議院が「強すぎる」のは問題なので、憲法を改正して衆議院の再議決要件の1/2にしようという意見は国会でも学界でもあります。ただ、両院の抑制と均衡による慎重な立法や民意の多角的な反映を重んじる観点からは、権限関係の見直しに異論が多いことも付け加えておきます。 Yakuyaさんの「政党議員」や派閥についてのコメントは、多分、参議院も衆議院と同じように政党に所属している人が多く、党議拘束などに縛られることへの問題提起ですね。無所属だと議員立法もほとんどできず、質問時間も短い。何より選挙で当選しにくい等が原因で多くの議員が政党所属となるのですが、一人でも議員立法ができるとか党議拘束をどうするかなど、議論する必要がありますね。 「選挙制度とそれによって選ばれた国会議員に問題あり」との意見は賛否両者にありましたが、私も、つぎはぎの改正で衆参似通ってしまい、さらに1票の格差の大きい選挙制度には大いに問題があると思っています。 Kikunoさんが「世代別の議員を選出してほしい」と言いますが、私は女性の声も小さすぎるので「女性のための政治スクール」を主宰して質のいい女性議員を増やす努力をしているし、10年ほど前から「赤ちゃんにも1票」をと主張しています。若い世代の声を政策に反映させたいからです。きっと政治の世界地図がガラリと変わりますね。 さて、現実に戻り、難題を抱えるこの国の政治を本当に国民のためにスピーディに動かしていくために、どういう人を選べば良いか、そのためにはどう参院の選挙制度を変える必要があるのか。今日はここに焦点を絞ってコメントお寄せくださいね。
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