働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3112 開催期間 2011年08月22日- 08月29日
今日は「学校で学ぶこと」について、考えてみたいと思います。 なんなんなんさんやumikkoさんのご意見にあるように、ディスカッションやグループワークなど、課題をチームワークで解決したり、自分の考えを論理的に説明したりする機会が多いほど、社会に出た後も「学校での学びが役に立った」と感じることが多いようです。 積極的に自ら学ぶとは、先生から指示されたことを実行する「上意下達」ではなく、自分が面白いと思ったことを自分で自ら発見して学ぶ「自発」する学習者が生まれ、また、そうした学びに対していろいろな共鳴が起こり、相互に「創発」する、という活力のある学びです。私は、こうした創発と共鳴の好循環を作ることがとても大切だと思っています。個人でも良いですが、それがチームであれば、創発の勇気も出ますし、困難度も下がります。その点で、グループワークはとても有益な学びといえるでしょう。 自発・創発する力は、社会に出てからも非常に大切です。多様化する現代社会においては、異なる立場や考え方を持った人たちが、共に力をあわせて問題解決に取り組んでいくためのコラボレーション力やコミュニケーション力が求められます。 学校での学びで主体性やコラボレーション力、コミュニケーション力を育むには、一人の先生が子どもたちに教えるだけではなく、多様な経験を持つ方々が学びの場に参画し、リアルな社会の状況や、実践的な知を持ち込んでいくことも鍵となると思っています。 みなさんは、企業や保護者の方をはじめ、学校の先生以外の方が学びに参画していくことについて、どう思いますか。また、みなさんなら、学校での学びにどんな形で関わっていくことができると思いますか?
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