働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3112 開催期間 2011年08月22日- 08月29日
みなさん、こんにちは!文部科学副大臣の鈴木寛です。 私は国会議員になって以来、一貫して教育問題に取り組んで来ました。 現代のように複雑化した社会においては、必ず一つの正解があるとか、政府が全ての情報を知っているということはありません。教育政策の形成に当たっても、政府や一部の有識者だけで考えていくのではなく、教育に関わる様々な立場の多くの人が熟慮し議論する、「熟議」により政策を形づくっていくことが大切であり、文部科学省においては、熟議の取り組みを積極的に推進しているところです。 この「働く女性の円卓会議」でもみなさまの考えをたくさん聞けることを楽しみにしています。1週間よろしくお願いします。 さて、今回のテーマは学びと社会との関わりです。2011年1月に、日本経済団体連合会の企業アンケート調査の結果が公表されました(「産業界の求める人材像と大学教育への期待に関するアンケート調査」)。 この調査によると、日本の大学生には「主体性」が不足していると回答した企業は約9割、「創造力」が不足していると回答した企業は約7割となっています。 OECD政府の学習到達度調査(PISA)でも、OECD諸国の学習意欲の平均値53.1%に対し、日本の子どもの学習意欲は32.5%であり、世界最低水準だと報告されています(2003年、数学)。 一方で、企業が大学生を採用する際に、「非常に重視する」という回答が多かったのは「主体性」であり、「専門性」を重視する割合は約2割にとどまっています。 みなさんは、こうした「主体性」などの企業で求められている資質や能力を、学生時代までに身につけられたと思いますか? また、みなさんが実際に働く中で、どのような能力や資質が実社会で必要とされると感じていますか? 企業で求められている資質や能力を身につけるために、学生時代にやって(学んで)良かったこと、やって(学んで)おけば良かったと思うことなどについても、是非みなさんのご意見をお聞かせください。
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