働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3082 開催期間 2011年03月07日- 03月14日
まずは、たくさんの投票・コメント、ありがとうございました。貴重な意見ばかりで読んでいて勉強になりました。さて、皆さんの意見からいくつかの論点が見えて来ました。 まず、1日目の投票結果からわかった事実。「フェースブックを使っている方と使っていない方がほぼ半々」ということ。これはewomanの円卓会議に参加されている方が、如何にネッ トを使いこなしているかがわかる数字です。というのも、今現在日本でのフェースブック利用者は約250 万、これは全体人口の2%弱にあたる数字だからです。 既にフェースブックを使っている方でも、yn58さんの「twitter愛用、FB初心者」のように以前か らツイッターや他のSNSを使っていて、最近フェースブックを始めたという方が多いようですね。 中には、kiratomoさんのように、いくつかのSNSを「用途に合わせて」明確に使い分けている、なっちゃん2010さんのように、海外とのつながりのツールとして活用している、umesydさんのように、海外在住の日本人の方が日本にいる方と繋がる手段として活用している、ハスカップさんのように、フェースブックを「友人向けのツイッター(←おもしろい表現だと思います)」と捉えて、現実世界の人脈をネットに移植・拡張することで既存の人間関係をより深め豊かにするためのツールとして活用している、などのケースもありますが、yn58さんやhidyさんのように、アカウントは作ったものの、使い方がイマイチよくわからず、放置状態の方も意外と多いのではないでしょうか。 一方で、フェースブックをまだ利用していない方には、そもそもフェースブックの使い方や使うメリットがわからないケースもあれば、使いたい気持ちもあるがフェースブックが採用している「実名主義への不安」が利用の障害になっているケースもあるようです。 例えば、shoshoさんや靖さんのご指摘のように、フェースブックのような実名主義SNSは発信した情報が公開され、さらに急速に伝播されていくので、後から削除することが実質的に出来ないことから来る怖さを懸念されている方がいます。 一方で、StraySheepさんの言うように、今までの匿名中心の日本のネット文化が実名主義を基本とする フェースブックの普及に伴って、より信頼ある、責任あるネット文化に変わっていく可能性があり、それに期待したいというご指摘もあります。匿名より実名登録の方がコミュニケーションにおける緊張感もあり、誹謗中傷やなりすましのリスクは低い側面がある。実際、2チャンネルやツイッターに比べ、フェースブックの方が炎上しにくい構造になっています。 いずれにしても、フェースブックの実名主義は、フェースブックを使う理由にも、使わない理由にもなっているようです。 ご存じのように世界のフェースブック利用者は約6億人。20億人といわれる世界のネット利用者の1/4以上がフェースブックを利用していることになっています。例えば、アメリカのような国では人口の半分以上がフェースブックを使っていて、実質的に社会インフラ化しています。 一方、日本でのフェースブック利用者は250万人。2000万人を超えるとされるMixi, GREE, モバゲーに比べるとまだまだプレゼンスが低いのが現状ではあります。ただ、各国におけるフェースブックの普及パターンをみてみると日本でも広く普及する可能性は十分あります。その普及パータンとは、どの国でもまずは外国人の友人がいる人がフェースブックを使い始め、その後、自国の友人を招待する。そして、やがて自国の友人の数が外国人の友人の数を上回った時にその国のフェースブック利用者は一気に広がる。日本もつい最近その瞬間をむかえましたので、日本でも一気に普及していく可能性があります。 ここで皆さんに質問です。・フェースブックが日本で普及するためのなにが必要だと思いますか。・フェースブックを積極的に活用されている方は、「フェースブックのこういうところがおもしろい!」といったフェースブックの魅力を教えてください。・フェースブックをまだ使っていない方(または使ってはいるが放置状態の方)は、「こういう魅力(又は改善)があれば使ってみたい!」というアイデア・要望があれば教えてください。 では、皆さんの意見を楽しみにしています。
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