働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3775 開催期間 2025年05月09日- 06月27日
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この1週間で、想像をはるかに超える多くの声が集まりました。ありがとうございます! 現在、投票では約7割の方がNO「考えたことがなかった」と回答されています。 YESの方からは、いろいろな体験談が届きました。 DiamondBarさんから、「一時的に声が出なくなった」 unagiさんから、「義父が脳梗塞で話せなくなった」 おがわさんから、「子どもの頃、海外で言いたいことが言えず苦しかった」——。 NOの皆さんも、「自分だったら」と想像されています。どの投稿にも共通していたのは、「伝えたいのに伝わらない」という、もどかしさへの共感です。 さらにその背景には、話す力を失うことで、ゆりえってぃさんの「失業による社会からの孤立」など、仕事・家庭・自分の存在そのものが揺らぐという深い不安も見え隠れしていました。 特に印象的だったのは、 真打ちさんの「言葉が出ないことで家族の心を傷つけるのでは」といった視点や、 Jerrybさんの「言葉を失えば、自分との対話すら失うのではないか」という本質的な問いでした。 “話す”という行為が、単に情報伝達の手段ではなく、 自分を支え、社会とつながるための根幹であることを、皆さんの投稿からあらためて感じました。 しかし、ここで私たちは次の問いに向き合う必要があります。 blueberry53さんは、「孤独などではなく絶望を感じると思います。社会のサポートがなければ生きていけない」と語っています。そうした“話せない人”への支援は、社会に十分に届いているのでしょうか。 私は重度の脳出血で言葉を失ったとき、その後の生活や再起において、言語聴覚士(ST)をはじめとする専門職の支援が不可欠でした。 しかし、初日にもお伝えしたように、日本全国にいる失語症の当事者は50万人以上いる一方で、STはわずか約3万人。 まず、圧倒的なST不足という課題があります。 さらに、通院の心身的な負担。本人はもちろん、付き添う家族の負担もあります。 しかも、失語症は数年にわたって回復するはずなのに、病院で受けられるリハビリは約半年と、期限付きです。その後の効果的な練習方法や機会も不足しています。 他にも、地域格差や情報不足、仕事に戻りたい人のための実践的なプログラムが少ないなど、リハビリの選択肢の狭さ……。支援には、大きな“見えない壁”が存在しています。 私が開発に取り組んでいるリハビリ支援アプリ「Speech Link」は、 そうしたギャップを埋め、「声を届ける技術」として、新たな支援の形を社会に提案しようとするものです。 会議3日目に向けての問いは、「支援の届き方」そのものに光を当てていきます。 「もし突然、言葉が出なくなったら。考えたことありますか?」にYES、NOでお答えの上、今回ご紹介したさまざまな課題についてのご意見や、こんな支援があれば良いのではないか、またはご自身の体験で感じた支援の限界など、ぜひ皆さんの声を聞かせてください。★石渡議長が開発中の言語リハビリアプリ詳細はこちら「Speech Link(スピーチリンク) 」<運営事務局より>・5月30日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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