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会議番号:3650 開催期間 2021年07月30日- 08月06日
こんにちは、來田享子(らいたきょうこ)です。初めて議長を務めさせていただきます。 よろしくお願いします。 1年延期になったオリンピック大会が7月23日に開会式を迎えました。 みなさんは、東京にオリンピック・パラリンピックを招致することに賛成だったでしょうか。 日本人は「オリンピック好き」といわれます。しかし、オリンピックの歴史を紐解くと、日本人は「オリンピックのメダル好き」なのかもしれない、と思う出来事もかなり見られます。 たとえば、初めて日本人女性としてオリンピックに出場し銀メダルを獲得した人見絹枝さん(1928年アムステルダム大会800m走)や初の金メダリストである前畑秀子さん(1936年ベルリン大会平泳ぎ)の場合。当時は、女性がスポーツをすることへの批判は強く、「女性選手のための派遣費用はない」「結婚・出産の邪魔になる」「女が競技をするとヒステリックに勝ち負けにこだわる」などと言われていました。ところが、彼女たちがメダルを獲得したとたん、世間の風当たりは良くなったのです。 東京2020オリンピック・パラリンピック大会は、コロナ禍で史上初の延期となりました。大会が近づいても、世界的に広がった感染は収束せず、国内では先進国に比べ、ワクチン接種のスタートも遅れました。そんな中で、医療者や社会の弱い立場にある人に負担がかかることが懸念されました。開催の是非、観客の人数をめぐる話題は、連日、メディアでも取り上げられました。それらの報道を見て、私は日本人にとってようやくオリンピックが『自分事』になったような気がしました。 さて、賛否両論がある中で、史上初の無観客開催となったオリンピック。開会式をめぐっては、関係者の人権意識が問われる出来事がたくさん起きてしまいました。そうまでしてオリンピックを開く意味はあるのか、という声もありました。 実は、オリンピックはメダル争いをするための、単なるスポーツ大会ではありません。その違いを知ることによって、開催中の大会を未来に活かすことができるかもしれません。ただスポーツの結果を見るだけではない大会の味わい方ができるかもしれません。 そこで「みなさんはスポーツ大会とオリンピックの違い、知っていますか?」に、まずYES/NOで投票してください。YESの方はあなたが知っている「違い」を投稿してください。どんな小さなことでもOKです。また、YES/NOのどちらを選んだ場合でも、東京2020大会には意義はあるのか、ないのか、そう考える理由とともに投稿してください。 さまざまな立場の投稿をお待ちしています。
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