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会議番号:3530 開催期間 2019年02月08日- 02月15日
初めまして。一橋大学大学院の佐々木和枝と申します。一橋大ではMBA学生のキャリア指導を担当しております。よろしくお願いいたします。 今回は、皆さんと人生100年時代を見据えた「社会人の学び」の在り方について、特に「社会人大学院で学ぶ」ということに注目して考えてみたいと思います。「社会人大学院」では、学生が仕事を続けながら学ぶことができるよう、スケジュールや設備等で色々な工夫がされています。また、終了後は、フルタイム学生と同様、修士号・博士号・専門職学位が授与されます。 平成28年度の文科省調査によると、夜間に授業を行う大学院は329校。また、社会人が通いやすいように、都心にサテライトキャンパスを設置する大学院も増えています。 例えば、私が勤務する一橋大学では、社会人のためのエグゼクティブMBAプログラムを主要なオフィス街からの交通の便のよい、千代田区一ツ橋キャンパスで開講しています。主に土日に行われる教室での講義とバーチャルクラス(オンラインでの授業)で構成され、会社を離れる時間を最小限にしながら、経営スキルを磨くことができるよう設計されています。 社会人が大学院で学ぶ意義は何でしょうか? 実務経験があるからこそ、そして、仕事に関する価値観、キャリアの方向性がより明確に見えているからこそ、しっかりとした目的意識をもって学ぶことができるのではないかと、私は考えています。 定年75歳制度が提唱される時代、私たちはデジタルネイティブともいわれる若い世代と一緒に働いていくことになります。過去に得た知識は残念ながら時間と共に陳腐化していきます。生涯に渡り高度な知識を習得する必要性に社会人大学院は答えてくれています。 「仕事をしながら大学院で学ぶ。興味ありますか?」 色々な事情で「今すぐは無理でも興味はある!」という方もYESに投票してください。そして、どんな目的を持って何を学びたいか、今すぐ実行が無理だとしたら何が障害となっているのか。社会人大学院に何を求めるか。色々なご意見をお待ちしております。★関連テーマの円卓会議・勉強、続けていますか?・自分の仕事能力。何をどう伸ばせばいいか、わかっていますか?★一橋大学のエグゼクティブMBAプログラムが、表参道カレッジで体験できます! 詳しくはこちら
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