働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3503 開催期間 2018年07月13日- 07月20日
皆さん、シェアオフィス、コワーキングスペースについて具体的なご投稿をいただき、ありがとうございました。それぞれの体験談を踏まえた内容でとても興味深く拝見さていただきました。 全体的に見てみますと、シェアオフィスを利用したことがあるか方が8割強となっており、働く場所や社会活動に参画する場所を一箇所に限らず、「職場」と「職場以外」の場所を選んで、ライフスタイルに合わせたワークスタイルを推進していらっしゃる方が多いと感じた次第です。 最後の問いかけである、シェアオフィスやコワーキングスペースを利用するには、必要な運営方針や使用ルールとは、または、どのようなコーディネーターや入居企業、利用者が重要か、あるいは、興味深いコンセプトとはなどについても、ご意見いただき、大変参考になりました。 コーディネーターの確保は重要だと思うという真打ちさん。ご指摘の通り、シェアオフィス、コワーキングスペースは仕事をするだけではなく、利用者同士のつながりも重視する空間であり、場所やOA機器などの設備があるだけでは機能しません。“人と人をつなげる”要素が重要で、そこで働くコーディネーターの存在がカギを握ると言っても過言ではないでしょう。 相手が求めていることを引き出すコミュニケーション能力や、利用者間に生じた問題を調整する能力が高いコーディネーターがいるシェアオフィス、ワーキングスペースは利用者が多くなるのも当然だと思われます。 共有スペースでアイデアを持ち寄り、社会の課題を解決したり、新たなビジネスを創生できる場であれば面白いと思う、カメラマンのUnagiさんのように、豊かな情報収集力で新しいアイデアの創出をサポートするコーディネーターの存在も欠かせないでしょう。 そして、DiamondBarさんのご指摘の通り、使用できる設備とセキュリティについて開示してもらえると利用しやすいですというのは確かです。運営側の情報開示は重要で、それは、オープンスペースの目的、コンセプトも同様で、分かりやすく打ち出されていると利用者も選びやすいと言えます。 例えば、unagiさんはクリエイターのコラボにご興味があるとのこと。領域横断的なクリエイションの場をつくりたいという思いで2003 年に設立された「co-lab」には多様なクリエイターが集まっているそうです。また、保育付きの「マフィス北参道」のように、託児所が併設あるいは、提携先として提供されているコワーキングスペースも増えてきています。 さらに、イー・ウーマンさんも、「THE BOARD」というシェアオフィスを青山1丁目に9月からオープンするそうです。対象は、社外取締役などを務めている女性、また、将来の社外役員候補者、全国・海外の女性社長や役員、専門家等など。安全なテレワークオフィスだけではなく、ネットワーキングの場としても活用していただけるとのことです。どんなコラボが生まれるのか、大変楽しみです。 確かに、みなさんが共通して指摘していらしたように、シェアオフィス、コワーキングスペースにはさまざまな運営方法、利用形態があり、定義が曖昧であるのも現状のようです。ただ仕事や勉強の場あれば行きやすい地域などを選べばいいでしょうが、ネットワーキングなどを重視するのであれば、そのルールや利用者を調べたり、お試し利用する必要があるのかも知れません。 日本政府は2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、「働き方改革」の一環として、より多様な働き方の浸透を目指しています。 このように、「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」が求められているなかで、上手に「場所」「空間」を「共同利用」する方法を身に着けることは必要不可欠なことと言えます。「シェア」「ワーク」という視点で楽しく意見交換させていただき気づかせていただくことが多かったです。一週間ありがとうございました。★田村議長の過去の円卓会議より・副業としての起業、興味ありますか?・仕事で自分の能力を100%活かしていますか?・自分で仕事をつくること、できますか?
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