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会議番号:3432 開催期間 2017年03月24日- 03月31日
皆さんの投票結果は、「YES:不安がある」方が6割弱と、若干YESが多いようです。 “ぺり”さんが、おっしゃるように、小学生以上の子どもたちは、不安があってもそれを隠そうとしています。子どもの性格にもよりますが、不安であることを表現するようであれば、やや深刻な状態と考えた方がよいかもしれません。一方、親も教師も、子どもの話を聞き、励ましたり、気に止めなかったりしがちですが、子どもが「相談しても無駄」と思わないように、まずは子どもの言葉に耳を傾けてください。 発達学的にみると、小学生から高校生までは対人緊張は強い時期です。「自己紹介」「周囲に注目される」「人前で失敗する」などの状況は恐怖を感じがちです。“みもざ”さんが述べていましたが、送別の花束をもらうなどのことも、人から注目されることになり、かえって負担になりがちです。引っ越しをすると家族以外の対人状況が変わることになり、より多くのストレスを感じることになります。 緊張が強いときは、自律神経の不調による身体症状がみられます。のどが渇く、尿が近くなる、胸がドキドキする、めまいがする、顔が赤くなるなどです。子どもたちは、不安に思っていることを言葉で表現するよりも、このような「身体の不調」を訴えることが一般的です。このような状況が続く時は、何か不安を感じているのではないかと、様子をよく観察してください。 子どもは、適応能力は未熟ではあるものの、良い環境にあれば速やかに適応していきます。「不安があったとしても、親としてサポートできるから大丈夫」という気持ちの余裕が感じられるご意見もありました。大人と子どもの認識の違いや個性をふまえた言葉がけ、そして本人なりに頑張っていることを認めることが、不安の解消につながると言えます。 さて本日は、青年・成人にも対象を広げてみましょう。新年度を迎えるにあたり、皆さまは不安がありますか。どのような不安でしょうか? どのような対策をとられていますか? 体験談をお寄せください。★古荘議長の過去の円卓会議より・子どもの依存症、本人の自己責任ですか?・病気か個人の問題か、迷うことはありますか?・「教育虐待・教育ネグレクト」について考えたことありますか?
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