働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3108 開催期間 2011年08月08日- 08月15日
3.11以降、すべての日本人が自分と向かい合わねばならなくなりました。演劇人も「今なぜ舞台に立つのか?」の思いが離れません。 敬愛する仙台の演劇人は震災直後には動かず、若いメンバーにはボランティアをすすめ、先日満を持してトラック劇場で避難所をまわりました。その様子が新聞などでも大きく紹介されたのでご存知の方も多いかも。 そして、思いが深い分だけ3.11後に僕が観た舞台はどれも素晴らしいものでした。役者たちの集中もより深く、まさに「観る」ではなくて「立ち会う」という思いを強くしました。 ところがお客様の側では「外に出たくない」「家族と一緒にいたい」という思いが強いのか、あるいは娯楽全般に「自粛」という方もいるのか、「入り」がもうひとつ、と思えることもしばしばです。 こういう時だから……と観劇などの活動を控えるのか、こういう時だからこそ観る意味があるのか。さまざまな角度からご一緒に考えていきたいと思います。あなたはこの夏、演劇を観ましたか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.