働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3095 開催期間 2011年05月23日- 05月30日
文章から場の雰囲気と情景が浮かんでくる投稿をありがとうございました。今回は、具体的な生活シーンを共有しながら、会議をすすめてゆければと思います。 yonesukeさん、ソファを処分されての置き畳とビーズクッションのくつろぎ空間、とても素敵です。あっこねいさんさんの「固定観念に縛られない、工夫をこらす、冒険してみる、客観視する」こととも通じ合いますね。 近景遠景のコンビネーションに加え、昼夜や気候を素敵に織り込んだ暮らしの場をつくっておられるkitazakuraさん。そのゆったりとした雰囲気を想像するだけで、私自身も元気をいただきました。さらに、単に心地良いだけでなく、その生活空間ですごすこと=過酷なウィークデーを乗り越える源のひとつとして、空間の人に対する作用を上手に日々の暮らしに生かしていらっしゃることがすばらしいと思いました。 ご自宅に癒しの空間を作られた、ともとも16さんの「仕事から帰宅して、ほっとできる空間ができ、幸せな気分」も、空間と人の身体と気持ちの関係を上手に組み立てられた結果ですね。 IPウーマンさんのご意見からは、デザインという言葉のとっつきにくさが伝わってくる一方で、「子どもたちの勉強がはかどる部屋作り」は素敵なアイデアがたくさんでてきそうですよね。そう思えるのは何故でしょうか。 実は”誰にとっても素敵な空間”をつくることは、難しいのです。一方、利用する人とその場での具体的な目的がはっきりしている場合、空間はとてもイメージしやすくなります。それは、kimirieさんの、お部屋に応じて生活を楽しむご様子からうかがえる「空間にテーマ性があること」の大切さともつながります。 さて、ここからは、生活の基本柱である衣食住のうち、「住=日常生活の場」ととらえて考えてみましょう。例えば「衣」を身にまとう時は、好みや季節・気候への対応に加え、TPOはとても大切です。オンオフ、ハレとケ、場にふさわしい服装があり、人の精神状態にも影響します。きりっとしたスーツを着れば仕事気分もアガりますし、身体と気持ちのリラックスにふさわしい風合いやつくりがあります。 「食」もバリエーション豊富です。手早く済ますべき時はコンビニ食、記念日のレストラン、親しい人々のくつろぎにはホームパーティーなど、食によって暮らしのメリハリと彩りをつけていくことができます。 これらと比べて「住」はどうでしょうか。空間そのものを毎日取り替えることはできませんが、私達は日常の中でさまざまな空間を移動して利用しています。それぞれの場に対し、衣食と同様に、自分の目的、まわりの様子、その時空間を一緒に過ごす人たちを想像すると、たくさんヒントがありそうです。あなたの生活シーンをとりまくさまざまな生活空間を、あらためて意識的にながめてみて、「ここがこうなったらもっといい!」と思われることがありますか? いいと思っても自分だけでは変えることができないこと、工夫次第で自分でもできること、そんな生活空間にまつわる現状やアイデアを教えてください。★6/7火曜ランチ講座に國分議長が登場!「東京でどう住む、暮らす?」都市と自分の居場所について、ご一緒に考えてみませんか。
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