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会議番号:3095 開催期間 2011年05月23日- 05月30日
生活空間とデザイン、少し捉えにくい面もあったと思いますが、ご自身の生活に引き寄せたご意見をいただきありがとうございます。
flower20100410さんの「身の回りのすべてが生活空間」という中では、部屋という空間に加えて「机」など様々な空間要素もあり、まさにその通りですね。そして「工夫して改善」とは、空間に人が関わる「デザイン」の一つの側面だと思います。
そう考えると、たとえば「清潔に保つこと」が快適さにつながる空間もあれば、コレクションがみっちり重ねられた部屋のコーナー、隣の人と肩がぶつかってしまう猥雑な雰囲気に味がある飲み屋さんなど、空間に求められる性質はさまざまであることもわかります。
Coco Bennieさんの「快眠ルーム」「音楽活動の場」は、ご自身の生活行動とそれにまつわる空間という考え方ですね。ひとつの空間でも、人によって、それぞれの生活行動のなかで、多様な利用の仕方があるのだと思います。
dokinchnさんのご意見には、空間は決まっているのか、デザインとはどういう行為かなど、大切な事がたくさん含まれていると感じました。確かに空間をつくったり変えたりすることは、大きなお金と労力と専門的な人々の力を使わなければできません。
ただ、こういう考え方もあります。たとえばパソコンなら、ハード、つまり機械そのものは頻繁に買い替えられないし、製造することもできません。でも、ソフト、パソコン内部の環境は、アプリケーションを活用したり、導入したものを少しずつ変えていったり、オンオフでツールを切り替えたりしていますよね。ハードとソフト、そしてそのバリエーション。この考え方を生活空間にも当てはめることができるかもしれません。
fuguさんのご意見、「メディアで目にする生活空間の美しさ、洗練さ加減は、普通の人の日常生活から遠い=自分に関係ない」に賛同される方も多いと思います。「お客様が訪れても大丈夫」な「スッキリと」とした空間の代表イメージとしては、住宅メーカーのモデルルームが浮かびます。モデルルームのように生活にかかわるモノを極限まで減らすことが快適な生活空間なのかどうかは、意見の分かれるところでしょう。
たくさんのトピックスがあがりましたが、ここから少し範囲をせばめながらご意見を伺いたいと思います。 生活のさまざまなシーンをイメージすると、「この場所でこれをすることが好き、次の元気につながる」ということがいくつもあると思います。たとえば、和やかで会話のはずむ食卓のためのテーブルセッティング、お子さんが心地よく過ごせる遊び場所など……。その生活シーンをつくりだすために実行していることはありますか? 大切にしている生活シーンに対する、あなたの働きかけを教えてください。 ★6/7火曜ランチ講座に國分議長が登場!「東京でどう住む、暮らす?」都市と自分の居場所について、ご一緒に考えてみませんか。
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