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会議番号:3057 開催期間 2010年10月16日- 10月26日
YesとNoの割合として、ややNoの方が多いようですが、ほぼ半々という結果がみえました。Noとされた方の中にも手や指先への意識度が高く、仕草や動作を美しくしたい、と前向きなご意見も沢山あり嬉しく思いました。初日にもお話しましたが、手先指先の動きは自分の視界にも入りますし、握手や名刺の受け渡しなど、人との出会いの第一歩になる大事な動作です。 職業や雰囲気に合ったネイルアートは好印象を与えるとおっしゃるぺりさん、指先までのお手入れがしっかりされていると、視線が自然にいきますので、仕草も意識しますよね。意識するということは動作が丁寧になり、手にする物なども大切に扱っているように見えます。おれんじ78さんの両手を添える、ちょっとしたことだけど、大切なことです。やるとやらないとでは大違いですね。 手の動作、仕草にも顔の表情と同様、綺麗、優雅、品がある、またその逆で、雑、せっかち、あわてる、などたくさんの表情があります。ダンスから指先までの意識を学んだというeminoさんのように、ダンスや踊りでは指先まで使って踊り、演じ、表現します。言葉無しでも手の動きだけでも物語が伝わります。 手の表情の例として、物を胸の真ん中で、両肘の内側の位置で持つと安心感が、肘より外や目線より高いところの位置に持つと、どうだ、と強くインパクトがあるように見えます。また、胸から下の位置ではあまり目立たずこっそりという感じに見えます。このように、物を持つ位置によっても相手に与える印象が変わります。 また、持ち方では、ギュッと握るより、ふわっとつまむような感覚で持つとエレガントに見えます。 yascoさんのおっしゃる動作は指し示しです。接客業をされている方はあちらです、こちらですなどの手の指し示しをトレーニングされているかと思いますが、「あちら」に手を付けるだけで「分かりやすい」し、さらに視線を向けると「丁寧」な印象が、手を残したまま笑顔を相手に返すと、相手に「安心感」を与えます。 これらの動作には普段の意識やトレーニングが必要ですが、基本は「手に心をのせる」ことが自然で美しい手の動き、仕草に繋がるのではないかと思います。手の動作、すなわち末端まで美しい動きの出来る方って、全体の動作も美しいものなのです。 一週間ありがとうございました。
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