イー・ウーマン（ewoman）

丁寧な手仕事に繋がるキレイな手（ぼん・神奈川県・28）

昔はあまり気にしていなかった「手先」。半年前、友人の結婚式の時に初めてネイルアートをしてみて以来はまり、手先をきれいに見せること、手をケアすることを大事にするようになりました。手先を綺麗にしていると小さな手仕事も少し丁寧になる気がするのは気のせいでしょうか。ドレスを着ると歩き方も変わるように手先が綺麗だと気持ちが弾んで、パソコンのキーをたたく姿も絵になる気がします。だから私はこれからも手先は綺麗にしていたいと思います。

手にも柔軟性（LAPIS.MAMA・北海道・44）

私の手は小さい、指が短い、ぽっちゃりな手。なので私も指の長い白魚のような手にとても憧れます。なので少しでもきれいに見えたらと気をつけています。自分の周りでいいな、素敵だなと思える人がいる時には、しょっちゅう観察して参考にすることもあります。観察していると、手、または仕草がきれいな方はとても動きがゆったり柔らかい、力まず柔軟性があるように思います。斉藤さんがおしゃっているようにバレエダンサーのような動きに共通している気がします。

角質落とし（kitazakura・北海道・46）

爪の形が悲しくなるほど気に入りません。けれども、指が長くはありませんが曲がっていないので、少しは見栄えをよくできたらと思います。とりあえず角質がたまらないように、顔のお手入れと共に手の甲と指にもパックをしています。ジェル状のパック材を使い、最後に軽くマッサージします。すると表面がなめらかになり、肌の色も明るくなります。

保湿とペットボトル（yummin・長野県・38）

装飾や色のついた爪よりも、ピンクがかった透明な爪を美しいと思っています。仕事柄、手洗いを頻繁にするため、手洗い後の保湿は欠かせません。手荒れは、見た目が悪い上に、感染リスクもあがるため、指先を含めた皮膚の状態は常に注意しています。手洗いや手指消毒のため、手が冷えてしまうのが悩みです。暇さえあれば、指や手のひら、前腕をマッサージしています。上腕は、キッチンに水をいれたペットボトルを用意しておき、ちょとした合間にエクササイズしています。

姿勢を正して歩く一歩から（エルザ・福岡県・68）

1970年頃、N.Y.の大学で常に指先まで神経が行き届いた印象深い男女に気づいて以来、自然に注意を払うようになった。静と動のバランスや間の取り方やリズム等、日々の暮らしでこそ学ぶことばかり。幼い頃から茶道や日本舞踊を習った経験からも、又舞台でのバレリーナの腕や手の雄弁さ、アスリートたちの手の動きとその影響等、また食事時の所作や生活のあらゆる場面での動きの中に、自分の気づきを活かしたいものだと思う。美しい動きの背後には観察・気づき・熟慮・鍛錬が潜んでいる。

話をする時の手の動きが気になります（ちかちゃんシグマ・静岡県・57）

私も手の動きが綺麗な方は大好きです。手の動きが自然で仕草が優雅だなと思える人は、品が良く感じられるので一緒に居て気分も良くなります。逆にオーバーな手の動きは気になって、話を聴く事に集中できなくなってしまう事もあります。時折、私が話をしている時、手の動きに相手の方の視線を感じる事があります。そのまま話を続けながらも意識して自然に手の動きを変えたりする事があります。顔の表情と同じ位、指先の仕草はその人の持っている雰囲気や印象をかもし出す重要なポイントになると思います。

口ほどに物を言い（noppo-mama・北海道・53）

目と同様、手の仕種にも気持ちが表れ相手に伝わると思います。お客様に気持ちよく帰っていただきたいのは勿論のことですが、クレーム社会と言われる世の中、物を渡す時の手の添え方一つでお叱りではなく「ありがとう」をいただけるなら、気を配ったほうが良いに決まっていると私は考え、指先にも注意をしています。

以前は意識していました（りの＊２・東京都・40）

出産前ネイルに凝っていた頃は、指先の動きに自然と目が行き、意識して指を動かしていました。2人の子を育てている今は、爪のお手入れをする時間がなかなか取れず、かなり遠ざかっています。炊事の頻度が格段に上がったのも原因の一つです。とにかくはがれやすいし、はがれたネイルが料理に入る！？と思うと、億劫でなかなか腰が上がりません。が、あまりデコラティブなものでなく、シンプルで美しいネイルならそろそろやってみようかな、と今回の円卓会議で考えるようになりました。

気持ちと時間をかけないと（ゴールディー・静岡県・37）

自分の手をキレイにするのも、キレイな手の人を見るのも好きです！そして、ふと今の自分の手を見てみると……？　ガーン！最近、手入れを怠っていました。そうするとなぜか意識も行かず、今朝も車のドアにぶつけて爪が欠けました。その後急いでパチンパチンと爪を切って切りっぱなし！お手入れする時は、基本的に顔のスキンケアと同じです。保湿、美白、日焼け止め。最後にマニキュアを塗る。これで心にも色が付きます。

ヨガのインストラクターの手先（sawamax・東京都・45）

今はまだできてません。ただ、ヨガのインストラクターが、腕を高く伸ばすときなど、手のひらをぴんと伸ばしつつ、中指を少し前（手のひらがわ）に出すだけなのに、とってもキレイでおどろいたことがあります。それ以来、ヨガの時だけではなく電車のつり革につかまる時やお財布からお金を出す手の動きなど、意識したほうがいいんだなあと思うようにはなりました。でも、まだできていないのが実情。時間的に精神的に余裕を持てば可能になるかもしれません。

習慣にしたいです。（Chikako・大阪府・42）

全く意識しないわけではなく、意識する時間もあるのですが、総じて言えばNOです。意識する時間は、仕事でお客様と食事をする時や、初対面でのご挨拶の時などです。できれば意識するレベルから、歯磨きと同じレベルの習慣にまで高めたいと思うのですが、なかなか……。

きれいな手が羨ましいです（dokinchn・東京都・47）

綺麗な手の女性っていいですね。すごく羨ましいです。私は指が短くて太いくて地黒なので、白魚のような手の女性に憧れてしまいます。そういう方のちょっとした手のしぐさに非常に女性らしさを感じる時があります。女性らしさを表現するって難しいですね。

たくさんのご意見ありがとうございます。
ネイルアートの流行りからか、手先、指先へお手入れの意識度が上がっているようですね。yumminさん、kitazakuraさんのようにパックやマッサージで手荒れ防止をしたり、爪のお手入れで清潔感のある手先をキープしようと心がけていらっしゃる方も多いようです。
 
名刺を差し出す指先のネイルが禿げかけていて、慌てたことってありませんか。禿げかけたネイルはそのままにしておかないで、しっかり落とし、トリートメントオイルなどでマッサージすると爪の周りもしっとりして柔らかい指先になります。
 
エルザさんのおっしゃる「美しい動きの背後には観察・気づき・熟慮・鍛錬が潜んでいる」は、まさしくその通りで、静と動のバランスや間の取り方やリズム等からなる動きは身体の軸がとれてこそ出来るものだと思います。まずは姿勢、歩き方の基本を見直す事が大切です。
 
歩く時に使う腕は、以前「美しい腕の動き、意識していますか？」でお話させて頂きました。手先や指先を綺麗に見せるコツは腕の動きにあります。
 
まずはチェックから。出来れば全身が映る鏡の前に立ってください。
手を下から横に上げてみてください。
その時、肩が一緒に上がってしまう、肘が下がっている、指先がダランと下を向いている、この状態は肩甲骨から腕を使っていません。
 
脇の下から腕の外側を通って肘へ。肘から手首へ。さらに手首から指先へ「らせん」の流れを意識するのです。らせんの流れとは、筋肉を「内側に捻る」イメージです。ちょっと難しいですが、肘を下げないように腕を内側に捻る、これがポイントです。
首から肩のラインが綺麗になる秘訣でもあり、肩甲骨周りの贅肉や二の腕のたるみ解消にもなります。
 
もう一つ。鏡に自分の手の動作を映してください（動画ならさらに分かりやすいです）。
それが人から見えるあなたの手の動きです。ちかちゃんシグマさんのように人の視線をキャッチ出来る方は自分の動作をコントロール出来ているのではないでしょうか。そして手の動作で相手に物や感情を伝えることも出来ているのではないかと思います。
 
では、人に物や感情を伝える効果的な手の動きとはどんな動作、仕草だと思いますか？
ここ一番！というシーンなどもありましたら教えてください。

• 2010.10.21
• 斉藤美和 モデル・ウォーキングインストラクター／トータルビューティープロデューサー