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会議番号:3778 開催期間 2025年06月06日- 08月29日
たくさんの投稿をありがとうございます。「国会議員の女性割合、このまま低くて良いですか?」との問いに対して9割の方が「NO」、つまり「良くない」との投票をいただきました。 昨日(6月12日)、世界経済フォーラムから2025年の「ジェンダーギャップ指数」が発表されました。 日本は148か国中118位と前年の146か国中118位と順位は同じでしたが、経済分野で順位を上げた一方、政治分野は125位と前年の113位から順位を下げました。国会議員の女性割合が低いことに加え、石破内閣の大臣のうち女性は2人と、閣僚の女性が少ないことが要因となっています。 女性議員が少ない理由について、真打ちさんは、身近な団体のトップが男性のケースが多く、そうした慣習に社会が疑問を持ちづらくなっている点が最大要因だと指摘くださいました。「半歩でも前へ!」行動すること大切ですね。そして、miki14さん、unagiさんは、国会議員として女性の活躍を阻むのは「男は仕事、女は家庭」という固定的な性別役割分担意識だとのご指摘。 実際、こうした固定的な性別役割分担意識が、女性が議員になる障壁になっている、という調査結果が今月、内閣府から公表されました。(「女性の政治参画への障壁等に関する調査研究報告」) 調査によると、立候補を断念した理由で、男女差が最も大きかった項目は、妊娠や更年期障害などの「性別特有の健康問題」、次いで「政治は男性が行うものだという周囲の思い込みやそれによる慣習・環境」でした。さらに、「政治活動と家庭生活の両立」についての項目では、女性の方が男性より「両立に課題があった」と回答している割合が高く、地方議会議員のうち「両立に課題があった」と回答した女性は73.6%だったのに対し、男性は36.4%、一方、男性の56.8%が「両立に課題はなかった」と回答しています(女性は23.1%)。『令和5年版男女共同参画白書』では「男性は仕事、女性は家庭」の「昭和モデル」から、すべての人が希望に応じて、仕事でも家庭でも活躍できる社会「令和モデル」への切り替えが必要、としていますが、女性議員が増えるためにも重要ですね。 Blueberry53さんのご意見を読んで、私の住む愛知県出身の、女性参政権運動で知られる市川房枝さんの「出たい人より出したい人を」という言葉を思い出しました。 今、衆議院議員の野田聖子さんと辻元清美さんが出版した『女性議員は「変な女」なのか』(小学館新書)という本が話題となっています。 本の帯にはお二人の写真の間に「超男社会を生き抜く女ふたりのけもの道!」とあり、まさに、女性議員を増やすためには、この「超男社会」を変えることが必要だと実感します。 その理由は、DiamondBarさんが指摘する通り、意思決定の場に女性が入らないことは「リスク」だからです。フジテレビの第三者委員会の調査報告書でも「同質性が高い組織は、外部からの視点や異なる意見を受け入れにくく、外部とは異なる内なるルール(内輪の論理)がまかり通り、集団浅慮にも陥ることも多い」と「同質性のリスク」が指摘されています。 そこで、次の質問は「国会に女性議員が増えたら何が変わると思いますか?」です。「国会議員の女性割合、このまま低くて良いですか?」の質問にYES/NOで投票の上、女性議員が増えたら何が変わると思うか、また実際に女性議員が増えたことで変わったこと、国会議員だけでなく地方議会などでの身近な実例があれば、ぜひご意見とともにお寄せください。皆さんからの投稿をお待ちしています。★関連テーマ・「年収の壁」の問題点、ご存知ですか?(山本恵子議長)・あなたは、リーダーシップがありますか?(佐々木かをり議長)・「家事8割・育児7割が妻の負担」。あなたの家庭は分担できていますか?(田澤由利議長)<運営事務局より>・「〜すべき」を使わないなど、投稿ルール I statement をお読みの上、ご投稿ください。・6月27日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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