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会議番号:3686 開催期間 2022年06月10日- 06月17日
皆さま、多くのコメントをありがとうございます。 マイクロチップは現時点では犬猫販売業者の皆様のみ義務化されており、一般の家庭では努力義務となっています。傾向的には徐々に義務化となると思われます。 伴侶動物の権利を守りながら個体識別をする上では、マイクロチップはその他の様々な方法(名札、入れ墨、耳にカットなど)や、写真では得られないメリットが多くあるため、選択されていると思います。 管理される方法として、生き物の管理札を身体内に埋め込むと考えると息苦しく感じますが、より合理的なアメリカでは1940年代からマイクロチップは使用されてきました。犬のみならず、産業動物にも使用されてきたので、日本の規模感とは全く違う、現場の需要があった事を推測させられます。 また、もっとも重要なことは、マイクロチップを装着しても登録をしないと全く意味がありませんので、装着と登録をセットで行う事が動物の家族には大変重要です。日本でも装着したら登録は義務となっています。JIMAさんのご質問にある罰則は、現時点ではありません。 shoshoさんのおっしゃる通り、マイクロチップの規格は国内でもいくつかありましたが、最近では伴侶動物用のものはISO規格(International Standards Organization:国際標準化機構)に収束されてきています。それでも独自のものではないかどうかは、必ず装着先に確認されると良いと思います。 通常本邦でいれるチップの番号15桁は、日本の国番号の392に始まり、動物、メーカーを表す番号を経て、最後の8桁がその動物独自のナンバーになります。 そのナンバーに医療記録などは含まれませんが、登録されていれば、その動物の持ち主(登録主)ははっきりわかります。ブリーダーさんで装着してブリーダーさん名で登録してある場合には、名義変更が必要になります。 DiamondBarさんのご意見にもあるように、猫は犬に比べて「登録」という習慣は今までなかったのですが、我が家の猫を守るという意識があれば装着と登録への理解が深まるのではないでしょうか? JIMAさんのご質問にある、伴侶動物の家族に何かが起きた場合……は、いつでも、マイクロチップの装着がなくても、その動物の処遇には誰かが責任を持たなくてはならないと思います。私達は今まで数十年に渡り、高齢の方に限らず、動物の親になったら遺言書など少なくとも動物の処遇への意思表示を残して頂く、一番良いのは効力ある遺言書を残す事であることをお伝えしてきました。伴侶動物は家族の一員ですので、急な事態で相続する方が晴天の霹靂で動物の処遇を迫られるという事ではなく、事前に、もしものときの動物の行き先はある程度は考えておくのが大切だと思います。 マイクロチップ装着は様々な意味で(神の領域かどうか?も含め)、様々な価値観の中で物議を醸す事だと思います。私はDiamondBarさんもご指摘のように、当初からGPSがついていたら、医療情報が入っていたらいいのにと思っていましたが、現時点ではそうではありません。一時期、ナンバーと共に体温測定ができるマイクロチップのタイプもありました。応用しようとすれば、技術的に許されれば、より多くの活用法があるかもしれません。 皆さんは、マイクロチップ装着のどんな技術が進んで、どんな風に活用されると良いと思いますか? 「犬と猫へのマイクロチップ装着義務化。ご存知ですか?」にYES、NOでお答えの上、皆さんのご意見もさらにお聞かせいただけましたらと存じます。★柴内議長の過去の円卓会議より・いつも人間以外の生き物のことも考えている?・獣医師さんに尋ねたいこと、ありますか?・伴侶動物は社会の一員だと思いますか?
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