イー・ウーマン（ewoman）

生理用品を軽減税率の対象に（YOHEI・東京都・36）

生理用品が非課税の国があること等、NHKで報じられていたのを見ました。日本では、生理用品が軽減税率の対象になっていないこともその時知りました。今更どうこうしづらいのかもしれませんが、何とかできたらよいと思います。

学校や公共施設などで無料配布（黒船・神奈川県・53）

以前海外の事情を報道で知り、とても驚きました。最近日本でも、TVやネットで盛んに報道されており、深刻な問題だと思います。トイレットペーパーと同じ衛生消耗品なので、大学や学校、公共施設、ショッピングモールなどで無料自販機を設置し配布するのが良いと思います。無断で大量持ち出しされそうな場所では、女性が対応する受付などに言うと、トイレ設置の自販機のコインが貰えるような仕組みでも良いと思います。恥ずかしくて聞けない状況にならないことが重要だと思います。

婦人科との連携（Linden・海外・その他・45）

スイス在住です。ヨーロッパでも整理の貧困はコロナ渦で聞かれるようになりました。私は店で生理用品を買うのをためらうことはありませんが、年に一度がん検診を受ける際に訪れる婦人科で無料生理用品、またはク―ポンなどの形で受け取れればいいのではと思います。自治体などより気軽に利用できるのではないでしょうか。

サポートと同時に選択肢も増やす（2kishir0・東京都・32）

偶にトイレにナプキンが設置してある良心的な施設もありますが、大抵普通の日用なので経血量が多い人は心もとないんだろうなあと思います。知人は生理になると貧血になる程で、生理の重さは人それぞれということもあり（多い人ほどナプキン代もかさみます）、公的サポートの充実は大賛成なのですが、ナプキンの選択肢も増やしてあげられたらなお良いと思います。

LINEで無料サポートの仕組み（いぬいるか・東京都・61）

すでに保健所での無料配布や学校トイレへの無償設置のご提案がありましたが、さらに場を広げて図書館やコミュニティセンターなど公共的な場での無料配布（設置）を行う。また、生理用品メーカーやNPOなどと連携して、LINEなどに窓口を設け、そこに申し込むと生理用品が無料で届く仕組みもあると良いと思います。その場合、ある程度余裕のある人たちから寄付などのサポートができるシステムになっているのが理想です。サポートしたいです！

生理を取り上げたドラマ（Futachan・兵庫県・60）

貧困とは直結しませんが、昨夜たまたま見た深夜ドラマ「カラフラブル」で、まさに生理が正面から取り上げられていました。一人ひとり異なる生理痛のしんどさ、職場で生理休暇制度があっても取りづらいこと等。このような形でオープンに取り上げられるようになれば、生理用品の経済的負担も含めて女性が直面する悩みを打ち明けられたり、理解・支援が広がるきっかけになると思います。

多面的な支援（真打ち・栃木県・51）

報道での「親が買ってくれない」という声に、申し訳ないが間接的なネグレクトのように感じてしまっていた。考えてみれば、トイレットペーパーのように必需品でありながら特別扱いであるのは不自然で、今回の学びは社会の考え方を覆す好機になるのでは。今年度から、私の所属する団体では貧困問題に直接的な対応をするようになった。虐待や不登校、食事の摂取ばかりに目が行き、生理の貧困については死角であった。事業の始動前に情報が頂けたことに感謝する。

女性トイレでの無償配布賛成（まうやん・東京都・49）

私は女子校に通っていましたが、売ってはいても無償ではありませんでした。お店や婦人科などではナプキンがお手洗いに自由に持ち出せるようになっているところも最近は良く見る気がします。可能であれば学校支援がベスト。女子校ならば比較的話題にも出しやすいし買うこともためらわないですが、共学でも女子トイレなら可能ですよね。ある地域の女子トイレにはDV被害時の連絡先が書いてあることもあり、女性だけの貴重な連絡場所や支援場所が女子トイレなのかもしれません。

寄付をする（パフィンドーナッツ・埼玉県・52）

この議題が提示されてから、この数日にメディアでよく取り上げられているように思います。いろいろな取り組みが紹介されていました。私ができることは寄付と思っておりますが、どこにどのように寄付をすれば良いのかがわかりません。

全ての女子にナプキンを（Tosuku・東京都・61）

ピアの方のご提案にもあったが、学校だけではなく日本中(世界中)の女子トイレに無償で配布できるよう設置してもらえたら最高だと思う｡それこそトイレットペーパーのように。生理がまだ来ない女の子の目にも触れるだろうから、それが何なのか(母)親が説明できるので有効な性教育にもなるのではないだろうか。それが男子にも波及したら社会はもっと安全になる気がするが、どうだろうか。

女性用トイレで無料配布（Lindenさん、黒船さん、まうやんさん、Tosukuさん）、LINEを利用した仕組み（いぬいるかさん）、ドラマを通じた周知（Futachanさん）など、生理の貧困を解決するためにできることを色々と挙げていただきありがとうございます。
 
YOHEIさん、そして2日目にナカサワさんも挙げてくださった軽減税率の適用。生活必需品なので、軽率減税に反対する人はあまりいないのではないでしょうか。政治の意思決定の場に女性がもっといれば、軽率減税の対象になったのではないかと思います。
 
学校、図書館、商業施設、病院などの公共施設の女性用トイレにトイレットペーパー同様設置したり、無料配布するという提案もたくさんいただきました。貧困、ネグレクトなどの原因で生理用品が入手できない人だけでなく、突然の不正出血や生理不順などナプキンを持ち合わせていない時に必要になるケースは誰でも経験があると思いますので、トイレの個室に設置するのが一番いいのではないかと思っています。
 
実はこの案にはインターネット上でかなり賛否両論がありまして、反対する意見は主に悪用を心配するものです。飲食店などで顧客サービスのためトイレに設置していたら大量に持って帰る人がいたので設置をするのを取りやめた、という経験談や、男子がいたずらをしたりからかったりするのではという意見が多く見られました。また、女性にだけ衛生用品を無料配布するのは不公平だというような声もあります。一方、多摩市や品川区の小学校では女子トイレに生理用品の設置が始まりました。
 
公共施設、商業施設での無料配布がスタンダードになっていくために、批判的な意見に対してどのような対話が考えられますか。どんなことに気をつけたり、どのようにするとうまくいくでしょうか。
また、民間での取り組みのアイデアもお寄せください。（生理用品を困った人に届ける仕組みを作ろうという動きは少しずつあるのですが、現在すでに手広くされている団体やサービスというのはまだないようです。）


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• 2021.04.14
• 宋 美玄 産婦人科専門医、医学博士