動脈硬化の予防や治療には、日本食パターンの食事「The Japan Diet」が有効です。肉の脂身、動物脂(牛脂、ラード、バター)、乳製品(低脂肪乳がお勧めです)、コレステロールの多い食物(魚卵類、甲殻類)の取り過ぎには注意しましょう。繊維の多い野菜、きのこ、海藻などを食事の最初に、魚や大豆を多く、くだものは適度に取りましょう。また、精白された穀類を減らして、繊維の多い未精製穀類や麦などを増やしましょう。そして、減塩(できれば6g以下)、アルコールは適量(日本酒1合かワイングラス2杯かビール1本程度)に心がけてください。これを機に是非、過食を控え、食習慣・食行動を見直し、適正体重を維持してください。