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会議番号:3580 開催期間 2020年02月07日- 02月14日
本日も多くの投票、投稿をいただきました。投票結果もyes,noほぼ半数ずつを維持しています。海外在住の方、または海外で暮らしたことのある人からも、国際比較ということでいろいろな投稿をいただきました。 果たして日本人の自己肯定感は低いといえるのか? この問いに対して、さまざまな調査方法・結果を統計学的に分析した研究では、答えはyesということでした。同じような分析で、日本人の自己肯定感はここ数十年で低下傾向にあること、年齢別変化では、日本人の場合50歳以上になり上昇トレンド、と言われています。本日はこの結果をふまえて会議を進めていきたいと思います。 りょうききあきらさんの、「謙虚さは、本来は自分自身を肯定することで、他者も肯定的にみることができ、自分を卑下することではない」、というご意見が本来の日本の伝統とすれば、近年になり崩れてきているのかもしれません。 walk714さんの、「自己肯定より他者からの評価の方が日本では重要」、Tohkoさんの、「正解や皆で意見が一致することが価値が高いと考えられる傾向」が顕著となり、黒船さんのおっしゃるように、「周りの外国人女性は総じて自己肯定感が高く、自分の存在自体を価値あるものと認め、同じく他者をも認めている」が日本ではそうではないこと、これらの要因が日本人の自己肯定感を育めない現状なのかもしれません。 「自己肯定感が低いと抑うつ度が高い」こと、これは、私たちの子どもを対象とした調査結果です。そのことから、日本人は抑うつ度が高く、近年それがより顕著になっているのではないかと危惧しております。抑うつ度が高いと、すべての物ごとを否定的にとらえてしまいます。情報が豊富になり便利さを享受していますが、「常に他者と比較される」「目標に到達しない」「休む暇がない」など、精神面では対応できていないのかもしれません。自己肯定感が上昇トレンドとなっている中高年の層が増えることで、日本の子育て世代や青少年は圧迫感を感じていないでしょうか? 元気な中高年と疲弊した若年者。少子高齢化と結びつけるのは早計かもしれませんが、そのバランスが崩れることが関係しているのかもしれません。私自身も、自分が自己肯定感が上昇トレンドの年齢層であることを自覚して、より若い世代の人話も聴くように心がけています。 皆さまからは、すでに自己肯定感が低いことの問題や、その対応についてもご意見をいただいております。最終日に向けて、現状と対応について、引き続きご意見をさらにお寄せいただきたいと思います。私からは、「情報が増える≒否定的な出来事が増える」ことについての対応、についても、ご意見もいただければと考えています。まずはご自身の自己肯定感が高いかどうかyes,noでお答えいただき、ご意見をお寄せください。投稿をお待ちしています。★古荘議長の新刊もお読みください『自己肯定感で子どもが伸びる 12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)★古荘議長の過去の円卓会議より・行き過ぎた教育は虐待?と思うことはありますか・自分は発達障害かも、と思ったことありますか?・自信をなくしている子どもを元気づける方法、ありますか?
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