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会議番号:3306 開催期間 2014年08月22日- 08月29日
拉致問題は安倍政権の努力だけでなく、金正恩政権がその気にならなければ、解決できない問題です。 過去2回行った円卓会議での金正恩政権への期待度では、1回目は「Yes」が10%、2回目は38%でした。今回は、安倍政権への期待度が加味されているものの54%に達しました。 「8人死亡」というショッキングな通告を受けた小泉訪朝から14年も経ち、投稿にあるように横田めぐみさんの両親をはじめ拉致被害者家族らの高齢化、病弱化への同情から「今度こそ解決してもらいたい」との願いも反映されているのでしょう。 今回も「期待できない」との投稿を寄せた方々に共通しているのは、北朝鮮への不信が根底にあるようです。ずばり、北朝鮮を信用できないのでしょう。しかし、北朝鮮の国民も同じように日本に不信を抱いているのではないでしょうか。 先代の金正日総書記との会談で拉致問題の解決を求めた小泉総理は「日本が過去の植民地支配によって北朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えた」として痛切な反省とお詫びの気持ちを表明し、過去の清算に誠実に取り込むことを約束しました。しかし、今日まで何一つ履行されておりません。 その理由は、日本からすれば、過去の清算は国交正常化が前提で、国交正常化は拉致問題が前提だからです。「国交正常化をすれば拉致問題が解決するのか」との投稿がありましたが、北朝鮮からすれば、国交正常化イコール過去の清算(損害賠償)なのです。 日朝関係は、戦後は拉致問題で日本が被害者の立場に置かれていますが、戦前の行為では日本は加害者の立場に立たされています。 日朝両政府が加害者の立場から被害者の苦痛を一日も早く和らげ、癒すという姿勢で取り組めば、拉致問題は進展、解決すると信じております。★辺議長の過去の円卓会議より・夫人同伴の金正恩に期待できますか?・金正日の後継者、金正恩氏に期待できますか?
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