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会議番号:3306 開催期間 2014年08月22日- 08月29日
日本の国民感情からすれば、政府認定の拉致被害者12人全員が生存、帰国してこそ、多くの特定失踪者が出てきてこそ「本気だった」「解決した」との評価となり、仮に「ゼロ回答」ならば、またも「嘘をついている」との評価になるかもしれません。 何を持って今度は「本気だった」、「騙された」と判断するのか、その基準は誰も持ち合わせていません。具体的に言いますと、生存の確証がない限り、北朝鮮が通告する調査結果に誰も合否を付けられないということです。 それでも、今度は、前回と違って、ゼロ回答はないと推測されます。とは言うものの、これまた全員生存、全員帰国も現実問題として、厳しいのではないでしょうか。 日本政府は、2007年あたりから「拉致された人間がもし亡くなったというならば、それが事実であると認識するような説明責任を果たしてもらわないと納得できない」(07年10月9日、高村外相=当時)、「生存者を見つけて、帰国させる。万が一、生存してない方があるならば、それがどういう状態なのかを調査する、これが再調査の目的である」(08年8月25日、町村官房長官=当時)と言い始めているところをみると、もしかすると、日本側もある程度覚悟を決めているのかもしれません。 「北朝鮮側から納得のできる説明がない以上、拉致被害者は生存しているという前提で交渉している」というのが日本政府の一貫した立場ですが、裏を返せば、「納得がいけば、死亡を受け入れる」という意味にも理解できなくもありません。 どちらに転ぶにせよ、北朝鮮の拉致被害者再調査、期待できますか? 期待できる、できない、それぞれの考えを投稿してください。★辺議長の過去の円卓会議より・夫人同伴の金正恩に期待できますか?・金正日の後継者、金正恩氏に期待できますか?
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