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会議番号:3306 開催期間 2014年08月22日- 08月29日
日朝の今回の合意文をみると、日本は日朝平壌宣言に則って不幸な過去を清算し,懸案事項を解決し、国交正常化を実現する意思を改めて明らかにしました。 周知のように今年3月に、横田めぐみさんの両親と、孫のウンギョンさんとの対面が実現しました。これも一歩前進と言えなくもありません。特に注目したいのは、安倍総理の拉致問題解決への本気度です。 今から9年前の2005年、安倍総理とあるテレビ番組でご一緒した際に番組終了後、「ピョンさん、私はそれほど強硬派ではないですよ」と言われたことがありました。 番組で当時自民党幹事長代理だった安倍氏に「拉致問題の解決なくして国交正常化はないとの基本方針を崩さず、拉致問題と平行して北朝鮮が求めている過去の清算(国交正常化)についても協議し、同時解決を目指したら」と提案したことに対する回答でした。 安倍さんは翌年総理になると、北朝鮮に拉致問題の解決だけでなく、国交正常化も呼びかけていました。後でわかったことですが、自民党幹事長時代には二度にわたって北朝鮮に特使を送っていました。また、金正日総書記が亡くなった時は、弔電を送っていました。北朝鮮はこのことを好意的に受け止めているようです。 どうやら「期待できる」と「期待できない」が拮抗してきました。 「北朝鮮の内情を知りすぎているので絶対に帰国させるわけにはいかない」との根強い不信感もありますが、「北朝鮮が国交正常化を求めているので今回は解決するのでは」との投稿にもあるように終戦70周年を迎える来年8月までに日朝双方が不正常な関係を正そうとの共通の意思があれば、拉致問題は動くのではないでしょうか。 さて、あなたはどちらでしょうか? 国交正常化という共通の意思が両国にあれば、拉致問題は動くのか。動かないとしたら、それはなぜか。あなたのご意見を投稿してください。★辺議長の過去の円卓会議より・夫人同伴の金正恩に期待できますか?・金正日の後継者、金正恩氏に期待できますか?
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