働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3234 開催期間 2013年05月17日- 05月24日
ネット寄付をしているかどうかは別として、皆さんに共通しているのは、使途が分かる寄付・顔の見える寄付が大事、と思っておられることですね。 従来、日本における寄付というのは、“陰徳”が美徳とされていましたが、現代的陰徳が、おひさまようこさんの「ネット寄付が陰徳」というお話ですね。とても新鮮でした。 第三者から、「お願いします」「ありがとうございました」「えらいですね」というような言葉で評価されたくない、という気持ちがすがすがしく伝わってきました。 もう一つ、「顔の見える寄付」というのも寄付をする際の重要な要素になるのですね。NPO法人は、4万7千団体を超えていますがまだまだ財政基盤が弱く、かつ認知度も低い、という悪循環に陥っていますので、ネット寄付などで寄付先に選ばれることは、資金調達のみならず、広報にもなり一挙両得になっています。 先日、当協会の個人会員に寄付先を紹介しました。岩手県で障がい児の学童保育をしている団体でしたが、後日、子どもたちから手紙や購入したエアコンの絵が送られてきました。寄付をしてくださった方は、ファンドマネージャーでもあるのですが、「これは金銭を超えるリターンだ」と言って、喜んでくださいました。 walk714さんの、「本当に僅かな寄付ですが、これを行動派の人が役立ててくれると思っています」は、寄付の大事な一面を表しています。「自分が直接携わらないけれど、活動してくれる人を信頼して委ねる」というように、寄付は信頼の文化でもあります。 今回は、ネット寄付のお話が中心ですが、それにこだわらず、さまざまな形の寄付を通して、うれしい出来事や出会いなどの経験があったら是非教えてください。★こちらもご覧ください。〜高橋議長の過去の円卓会議より・使い方を考えて、寄付先を選んでいますか?
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