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会議番号:3169 開催期間 2012年05月28日- 06月04日
今回も沢山の投稿をありがとうございました。 多くの方がリバウンドを経験されているようですね。実は、世界中で行われてきた研究のほとんどで、”リバウンドは避けられない”という結果が出ているのです。 減らした体重を維持することは非常に困難であり、ダイエットは痩せること以上に、維持することが重要です。そういう意味では、ハムスターさんの「日々ダイエット」は名言かもしれません。 では、どうすればリバウンドを防げるのでしょうか? リバウンドについては様々な研究が行われていますが、明らかな事はわかっていません。ただ、現時点でおすすめ出来る方法としては、以下の4つがあります。 1)活動的なライフスタイルや運動を習慣化し、こうしたライフスタイルに満足する2)食事を適量に保つ3)朝食を抜かない4)現実的な目標体重を設定する 2と3はわかりやすいと思いますので、1と4について説明します。 1は、運動だけでなく、日常的な活動量を上げることの重要性を訴えています。定期的な運動と共に、日々テキパキと動くことを習慣化するのです。これは、ミーチェさんのご意見そのものですね。 また、こうした生活に満足することも重要です。自己肯定感や自己効力感の高い人ほど、リバウンドしにくいと言われています。 さらに重要なのが、4の目標体重です。そもそもダイエットする必要があるのか? どのくらい体重を落とせばよいのか?など、冷静に考えてみる必要があります。 肥満とは、医学的にはBMI30以上(25以上は過体重)を指し、18.5未満は低体重(やせ過ぎ)です。 BMIの計算方法は、体重(kg)÷身長(m)2。 皆さん、計算してみてください。多くの研究結果から、BMIは22くらいが適正とされています。ただし、これは健康診断で最も有所見率が低い値で、長寿という視点ではBMI=24くらいが1番長生きなのです。どうですか、皆さんは本当にダイエットの必要がありますか? 最後に、リバウンドの影響についてお話しします。リバウンドの繰り返しは、痩せにくい体を作る悪循環を作ってしまいます。また、体重が戻ってしまうと、減ったはずの内蔵脂肪や血圧、血清脂質(コレステロールや中性脂肪)などの数値も戻っていまいます(特に、血清脂質の戻りが大きい様です)。ダイエットするなら、絶対にリバウンドしない覚悟が必要かもしれません。 次回は、ダイエットの方法について議論したいと思います。 最初に掲載した投稿の中に、糖質制限という言葉が多くありました。この糖質制限は、栄養学の世界でも大論争が起こっている、今、とてもホットなキーワードです。 糖質制限について、皆さまの意見をお聞かせください。今までの方法の中で1番効果があったとか、ご飯を減らすのは辛過ぎるなど、何でも結構です。 多くのご意見をお待ちしています!
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