イー・ウーマン（ewoman）

調理時間短縮したい！（黄色い指輪・千葉県・37）

食材を宅配で1週間分まとめて購入し、月曜日はご飯＋魚、火曜日はパスタ＋肉、など表にして冷蔵庫に貼り、それに従って調理をすることでバランスをとれるようにしています。野菜は毎日出来るだけ多く投入。宅配にすることで自然に季節の野菜を摂れています。目下の悩みは時間がかかってしまうこと。きちんとした食事を作ろうとすると、どうしてもある程度の時間がかかってしまいます……。私の手際が悪いのか……？

簡単、早い朝ごはん（Coco Bennie・広島県・42）

我が家は朝、調理をする時間を惜しんで、生みそ汁（お湯を注ぐだけの）に納豆を入れた納豆みそスープと、玄米と、あらかじめ作っておいたきゅうりのピクルスが定番です。たまにバリエーションでベーグルにクリームチーズを塗って、カプチーノと一緒にいただくこともあります。でも、お米の方がしっかり食べた感があり、やはり納豆みそスープ＆玄米＆ピクルスが主流です。だけど、フルーツを最近食べていないので見直したいです。

外食がヒント（herb tea・愛知県・53）

同じ食材を色々な味付け、調理方法を変えることで変化させておりますが、野菜も魚も選ぶものが決まっており、調理方法も使用する調味料もどうしてもマンネリ化。忙しい毎日で料理へ使う時間が限られ、勉強不足を痛感している毎日ですが、我が家とは違う調理方法や食材の組み合わせは、外食からヒントを得て作って成功しています。

食事記録（ユズコ・東京都・57）

ちょっと前に流行った「レコーディングダイエット」、お金の管理なら「家計簿」など、食事も何を食べているのかを記録することをおすすめします。実際に、何を、どんな風に、どれだけ食べているか知らなければ、見直しようもないのではないでしょうか。食事量、食材、調理法。自分の好みの傾向が見えると、変える可能性が出てくるように思います。また食情報では、食材をキーワードにすることが、私は多いです。

リカバリーが有効（まどりん・広島県・44）

存じています、1日30品目の食品摂取が必要だと。でも、とてもじゃないけど無理。仕事がおして食事さえ摂れないのもよくある事。しかし、意識すれば別格の食生活を送れるはずだと思っています。肉を魚に替える事もその第一歩と思えますし、サラダを口にしたら次は根菜や温野菜をとる心がけ……。1日30品目は高い目標でしか有り得ないなら、2日や3日以内にでもそれをクリアしようという心がけを持つだけでも食事が変化してきます。食事が変化すると内臓が、ひいては肌が確実に変わってきて嬉しくなりますから。

副菜から（ハイジュ・山形県・46）

主菜は肉か魚を焼くか煮ると考え、まず副菜を決めます。15種くらい手の内にあれば大丈夫。かぼちゃ煮つけ→焼き魚→味噌汁の具はワカメとトーフ→茹で野菜。こんな感じです。野菜をある程度まとめて茹でておく、寝る前に荒刻み野菜をポリ袋に入れ、塩を振ってもんでおく、などすると、気が楽です。魚は180度のオーブン8～10分で焼けますよん♪

腹八分目。手をかけすぎない。（greececat・長野県・41）

玄米を食べるようになってから、体調がとてもいいです。厳しく制限するわけではなくても、植物性のものがおいしく感じられます。食べてはいけないものはないですが、食べすぎないことは大切だと思います。調理方法では、いわゆる「レシピ」になるようなものがないと献立にならないとは、私は考えていません。季節のものをさっと炒めたり、煮たりするだけで十分おいしくいただけると思うのですが、手抜きに思われるのでしょうか。

体は食生活からできている（レスペクト・神奈川県・46）

私の子ども時代から母が気をつけてくれたおかげか、バランスの取れた食生活が習慣になっていて、雑誌等で「体に良い」と紹介され興味があるものを試行錯誤しながら、自分の体にとってベストがわかってきた。マクロビオテックは行きすぎに感じ、毎日青魚も大変。コラーゲンばかりも気にしてられない。結局、行き着いた先は「自炊」で、コンディションに合った自分流の食事を作るのが一番という結論で、時々外食も楽しみながら、食事を楽しんでいます。

今回もたくさんのご意見をありがとうございました。頂いた数々の実践や工夫を読んで、とても感心しています。
 
さて、皆さんは一昨日の夜に食べたものを覚えていますか？
昨日ならばまだしも、一昨日となるとほとんどの方が思い出せないのでは？
そういう意味で、ユズコさんの「食事記録」は重要な視点です。現状把握なしに食生活の見直しは出来ないからです。
 
簡単でもいいので1～2週間、食べたものを書き出してみませんか？
これまで気づかなかった自分の食べ方のクセが見えてくるかもしれません。Coco Bennieさんのように、果物をほとんど食べていない……、会議のある水曜日に必ずお菓子を食べている……などなど。
 
例えば私が指導したある患者さまは、食事と体重の記録から、”週末の過食＆体重増加”というリズムがあることに気づきました。週末の食事内容を変え、週末の体重増加を徹底的に抑えたところ、半年で6kgの減量に成功したのです。
食事記録は、食事内容だけでなく、リズムや食べ方のクセを知るツールでもあります。
 
また、まどりんさんの「リカバリー」というキーワードも重要です。
皆さんの食事は治療食ではありませんから、厳密な約束事は必要ありません。
”必ず○○する！”ではなく、”出来るだけ○○しよう！”で充分ですし、食べる量や種類も1日・1週間のスパンでリカバリー出来ればＯＫです。
食べ過ぎたら翌日少し控える……、朝・昼に野菜を食べていなかったら夕食でたっぷり食べる……という具合に。
 
食生活は積み重ねることで効果が現れます。
よい食生活も1日だけでは効果に繋がらないし、悪い食生活も積み重ねなければ（たまにであれば）問題ないのです。
 
次回は、皆さんの食事のリズムや食べ方のクセを見直してみませんか？　気付いたことがあれば、教えてください。また、食べ過ぎたら翌日控える、というように「リカバリー」を実践している方は、その体験談をお寄せください。
 
そして引き続き、日々の食生活の中でここを変えたい！という具体的な内容、実践したいけれどなかなか出来ないこと、などもお聞かせください。
 
様々なご意見をお待ちしています。
 
 
★6/14、野口議長が火曜ランチ講座に登場！　毎日の食事で、何が足りないのか、どこを見直せばいいのか。すぐに役立つ情報が満載です。

• 2011.06.03
• 野口律奈 管理栄養士、博士（栄養学）