イー・ウーマン（ewoman）

長くイー・ウーマン　ピアでいる方はご存じかと思いますが、私は「テレワーク」という言葉が浸透していない頃から、この働き方を推進してきました。働く人の円卓会議のデータベースを紐解いたところ、テーマに「テレワーク」という言葉を初めて使ったのは、なんと14年前でした。
 
2007年4月16日−2007年4月20日
『いまの仕事、テレワーク/在宅勤務でできますか？』
 
でも正直なところ、日本ではなかなか「テレワーク」が浸透しませんでした。「みんなで力を合わせて仕事をする」。そのためには、人と人とのコミュニケーションが大事。だから「顔を合わせることが重要」といった、これまでの日本の仕事の進め方や慣習が、テレワークという働き方を妨げていたのかもしれません。
 
しかし、コロナ禍において、感染防止の視点から、多くの企業が「テレワーク」に踏み切りました。働く人の円卓会議でも、昨年の2月に、「コロナ禍のテレワーク」についてのテーマを取り上げましたね。
 
2020年2月21日−2020年2月28日
『新型肺炎。在宅勤務できていますか？』    
 
このときの結果は、YES 28%  NO 72%。
 
コロナ禍が始まったばかりの時期でした。その後、4月に緊急事態宣言が発令され、一気にテレワーク、特に在宅勤務をする企業や人が増加。緊急事態宣言下で全国企業の55.9%がテレワークを実施したという調査結果があります(東京商工リサーチ)。また、雇用されている人へのアンケートでは、働く人の29%が自宅で仕事をしました(日本生産性本部)。
 
イー・ウーマン　ピアの皆様も、この1年、働き方にさまざまな変化があったのではないでしょうか。そこで、今回のテーマは、以下としました。
 
『コロナ禍のテレワーク、うまくいっていますか？』
 
今、テレワークという働き方は、みなさんにどんな影響をもたらしていますか？　うまくいっていること、困っていること、まったくできていない、という話も大歓迎です。第二回目の緊急事態宣言下の今、新しい働き方に一緒に向き合いましょう。あなたのテレワークに対する率直なご意見をお待ちしています。


★田澤議長の過去の円卓会議より
・新型肺炎。在宅勤務できていますか？
・「テレワーク・デイズ」って知ってますか？
・テレワーク、あなたの生産性上がりますか？

• 2021.01.29
• 田澤由利 （株）ワイズスタッフ代表取締役、（株）テレワークマネジメント代表取締役