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会議番号:3192 開催期間 2012年09月14日- 09月21日
「拉致問題も、夫人の平和的意見で一日も早い解決を期待しています」「一時的なパフォーマンスに終わらず継続し、拉致被害者の開放に結びつけばと願っております」「拉致問題を何としても解決して欲しい」との投稿を読む限り、金正恩氏への期待は、ずばり拉致問題の解決にあるようですね。「小泉訪朝」から丸10年、拉致問題が全く進展しないわけですから当然のことだと思います。 横田めぐみさんらが拉致されたのは1977年-83年。1983年生まれの正恩氏は拉致事件とは全く無縁な訳ですから、拉致に関わっていたとされる父親の金正日総書記とは異なり、解決は可能ではないかとみられております。 但し、父親が安否不明者について「亡くなっている」「もう他にはいない」と回答したのを撤回し、「実は、生きている。他にも拉致した人がいる」と翻すのは、容易ではないでしょう。「拉致はしていない。でっちあげだ」との詭弁に続き父親が二度も嘘をついていたことになるからです。父親が拉致を認めた時よりも相当な勇気がいるでしょう。 韓流ドラマを観ておわかりだと思いますが、子が親の期待を裏切ることはあっても、自身の保身のため親をスケープゴートにするようなことはしません。でも、安否不明者の中に生存者がいるなら、正恩氏が責任を父親に負わさなければ、日本に戻って来られません。 父親は恥を忍んで、拉致を自白しました。一国の最高指導者が自国の国家犯罪を「敵国」の最高指導者に認めたのは古今東西例がありません。相当に迷った筈ですが、決断するにいたっては、在日朝鮮人帰国者である最愛の高英姫夫人にも相談したかもしれません。 高英姫さんは小泉さんの二度目の訪朝(5月22日)の二日後に54歳の若さで乳癌で亡くなりましたが、もし生きていたら、拉致問題は進展したかもと考えてしまいます。 父親同様に正恩氏にとっても、李雪主夫人こそが最も信頼できる相談相手でしょう。やはり、夫人同伴の金正恩氏に期待できるのでは?【辺議長の過去の円卓会議】◆金正日の後継者、金正恩氏に期待できますか?
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