イー・ウーマン（ewoman）

少し秋の気配が感じられるようになりましたが、みなさんの顔に夏の疲れが出ていませんか？朝起きて鏡を見た時や、無防備な時に写された写真の顔に愕然とすることがあります。「こんなひどい顔しているなんて思っていなかった」と落ち込むことだってあります。顔には自分が思っている以上に真実の自分が出てしまうものです。
 
皆さんは、自分の顔を見て、「どきっと」したことはないでしょうか？今回の円卓会議は、自分の顔への意識について考えていきたいと思います。
 
1日に、自分の顔を何回見るでしょうか。私は、朝晩洗顔の時と、トイレタイムには鏡を見るようにしているので、平均7～8回は自分の顔を見ています。顔全体の状態をざっと見る時と、自分の顔の様子を細かくチェックする時もあります。人前で話をする機会も多いので、日頃から自分の顔がどんな状態なのか意識するようにしていますが、自信を持って人に顔を見せられる時ばかりではなく、あまりよいコンディションではないこともあります。
 
そんなときこそ、自分の顔から眼を逸らさずに、どこがダメかを見るようにしています。人前に出る準備として顔の筋肉を動かし、少しでもいきいきと相手に好印象を与えられるように顔への意識を向けるように心がけています。
 
顔付きや表情からは、多くのメッセージが周囲の人に伝わります。「顔色を読む」「顔に書いてある」など、顔には言葉にしなくても相手への思いが表れると言われています。だからこそ、自分がどのような顔をしているのか、どんな表情をしているのかチェックする必要があるのです。
 
今回の円卓会議のテーマは「毎日、自分の顔をよく見ていますか？」です。皆さんが気になるのはどんな顔つきでしょう、自分の顔の状態で意識していることはどんなことでしょう。皆さんからの具体的なご意見を、ぜひ教えてください。

• 2010.09.11
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師