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会議番号:3780 開催期間 2025年08月08日- 09月26日
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ご投稿、ご投票いただきましてありがとうございます。今の姿勢は生まれてから現在までに得たたくさんの経験からきています。生活環境から無意識にインプットされた動作のくせ、視力や聴力、歯などの健康状態、怪我や疾患の影響で作られた動きの積み重ねも影響しています。「正しい姿勢」は医学や理学療法の分野で、「身体への負担が少なく、長時間維持していても健康を損ないにくい姿勢」をいいます。見た目には、背骨のS字湾曲が保たれていて、耳、肩、大腿骨頭(股関節)、膝、外くるぶしが横から見て一直線上に近く、肩は力を抜き、顎は軽く引き、視線は水平……。関節や筋肉に無理なストレスがかからない位置、と定義されています。 しかし、この「正しい姿勢」を、無意識化で作られている方は少ないです。 miki14さん、いぬいるかさん、DiamondBarさんのようにPCに向かっている時間が長くなると首が前に出たり、集中すると肩が上がったりというのは、前回の女子高生が試験前に取る集中できる姿勢と同じで、無意識にその姿勢になっていると思います。集中したいときに、肩の力を抜き…、顎を軽く引き…、視線は水平…の「正しい姿勢」は想像しただけでも集中できる気はしないのではないでしょうか。 今回の議題である「いい姿勢」とは、いいパフォーマンスを発揮でき、自分の意志でその姿勢を保つ、動かすことができ、心身とも健康な姿勢です。 やっちゃん24さんは、歩きでも姿勢がいいと言われたとのことで、ピラティスの効果が出ていますね! 良い姿勢は動作がきれいです。また、ご質問で「都合のいい姿勢はなぜ成果が上がるのか」についてですが、まず、都合のいい姿勢は「感情や重力との関係」と「体験」で作られます。人間(動物)は集中すると脳の前頭葉が活性化して、交感神経が優位になります。交感神経が働くと、筋肉の緊張が高まり、特に肩を上げる筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)は無意識に縮むと報告されています。集中=交感神経優位=筋収縮。そして、その姿勢で成果が出た過去の体験が脳にインプットされると、女子高生のように、この姿勢でないと集中できない、結果が出ないとなるわけです。 逆にリラックスしている姿勢は、骨盤を丸め、脚を放り出し……。これは、副交感神経優位な状態です。姿勢は心の状態も表すのです。寛げる姿勢も大切です。最も重要なことは、「いい姿勢」を知り、今の姿勢に気づき、意図して姿勢をとることです。 真打ちさん、肘の皮を剝がしている犯人が自分と気づく(笑)。肘をつくのは頭の重さを首や脊柱で支えられていない可能性があります。これが重力との関係です。しかし、「気づく」、すべてはここから姿勢つくりが始まります! miki14さん、blueberry53さん、いぬいるかさんが姿勢を直すときに、背中をぴんとすることも実は、背中ではない可能性もあります。次回、いい姿勢を作る対処法をお伝えいたしますね。 改めて、あなたは、姿勢がいいですか? いい姿勢を作るために、運動や、生活の中に取り入れていること、道具など、何かしていることがある方は教えてください。皆さんの投稿をお待ちしています。★坂本議長の過去の円卓会議より・「柔らかい筋肉」とは何か、知っていますか?・「体幹を整える」に興味がありますか?<運営事務局より>・8月29日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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