イー・ウーマン（ewoman）

自分を肯定しながら進めて行く（いのくち・東京都・48）

4月だからという意識はありませんが、昨年末に立てた今年の目標は継続実践中です。長期戦なのでときにはだらけたりしますが、そんなときは月単位で成果を見て、「よしよし」と納得しながら進めています。自分を否定するよりも、肯定しながらのほうが私の場合は力になるので。まだ早いんですが、来年はこれっていう目標も見えてきました。

元来マイナス思考ですが（ぺこりん・神奈川県・49）

私は「できなかった」ということにこだわりがち、できなかった理由探しをしてしまいがちです。そうしてしまうと停滞してしまいます。でも、予定よりも遅れても、まず取り組んでみること。そうすると、動き出すこともあります。

フレッシュスタート日を決める（おひさまようこ・東京都・35）

毎日仲間に見える形で行動計画を宣言して結果も報告するシステムなので、✕が続くようであれば、比較的早い段階で修正をかけられます。あと、個人的には毎月1日と16日にこの2週間で挑戦したい新しい習慣作りや行動を宣言することに決めているので、うまくいかない半月を過ごした時はここでも修正をかけます。私の場合は仲間の巻き込みとまわりに左右されないで自分の儀式として決めることをうまく組み合わせています。

仕切り直し（hiro2・56）

昨年はじめに立てた目標が、6割くらいしか達成できず、今年も同じ目標をもっています。4月に小さな異動があり、それを機会に生活を朝型に変えることで昨年とは違う方法を試してみて、せめて9割には達成度を上げたいと思っています。

自分を責めずに楽しく。（lucas・海外・その他・47）

実際に計画通りにいかないとき、以前はイライラし、「なんで計画通りにできないんだろう。」と自分の無力さを責めていました。でもそうすると余計に無理な計画を立てるようになり、自己嫌悪の連続……。上手くいくことも上手くいかない。それで「ここまでできたら良いということにしよう。」という考えに直しました。自分を高めるために、毎年ひとつ、「新しいこと」をしています。

概ね良好（真打ち・栃木県・45）

上手く行かない事も、深く考えない。すぐに気持ちを切り替える為、そのことに振り回される事がない。特に人が絡む場合は、突発的な依頼や変更が入ることも。臨機応変に対応すべく、心には柔軟性を持たせている。概ね良好と自己判断できれば大成功なのだ。

あきらめない（みんつ・愛媛県・46）

私はある資格にチャレンジして5年！　今年、ようやく合格する事ができました。次なる目標はこの資格を活かす事。今は夢で一杯です。明日からは夢を具現化するための研修に参加します。途中であきらめない事。昨年、友人から「あなたのペースで前進し続けている事が素晴らしい。」と不合格だったのに褒めてもらい、また頑張ろうという気持ちになりました。同志の友を持った事に感謝しています。

持たなくてはと思いながら（0804・東京都・46）

「4月です。自分を高める目標、持っていますか？」ときかれて、毎日の生活に追われてすっかり忘れていました、いろいろとやりたいことがあるので少しずつ進めていきたいと思います。きっかけを下さりありがとうございます。

目標なくても（綾ooo・東京都・38）

異動により、4/1から、新しい職場で働くことになっています。今までの仕事と違うので、新しい知識も必要です。だからといって、何か目標を持つということではなく、日々の仕事をコツコツとやっていきたいと思っています。今まで、今年度こそはと、目標を立てるのですが、上手くいきませんでした。そして、自分はダメな人間だと落ち込んでいました。多分、目標の立て方が、良くなかったのだと感じます。目標で自分を苦しめたくないので、日々コツコツでいきます。

したいことを自分のペースで（blueberry53・大阪府・58）

自分を高めるために大きな目標は持ちませんが、今、自分のしたいことが一番の目標だと思っています。したいからこそ、忙しい時間の合間を持って取り組める気がします。また、したいことが上手くできない、あるいは、忙しくてできないときも焦ることなく、自分のペースを取り戻すことをまず心がけています。自分のペースが取り戻せたら、やりたいことへ向かうパワーも一番アップすることができますから。

計画の立て直し方や気持ちの入れ替えなどについて、具体的なご意見ありがとうございます。

「目標で自分を苦しめたくないので、日々コツコツ」という綾oooさん。
「心には柔軟性を持たせて、概ね良好と自己判断できれば大成功」という真打ちさん。
「自分の無力さを責めていた」というlucasさんは、「ここまでできたら良いとしよう」という考えに直して、毎年ひとつ「新しいこと」をしていらっしゃるとか。

確かに、目標を高く掲げてそれに向かって日々前進できればそれは理想的ですが、力の入れ方次第ではすぐに息切れをおこしてギブアップしてしまいがちです。基本、根が"真面目“であればあるほど、柔軟性を持って臨機応変に対応できることが目標に近づく大切な要素と考えられます。

そして、
「生活を朝型に変えることで昨年とは違う方法を試している」（hiro2さん）。
「仲間の巻き込みと自分の儀式として決めることをうまく組み合わせている」（おひさまようこさん）などのように、自分にあった方法をいろいろ試して見つけることが続けられる秘訣なのかもしれません。

さらに、
「“よしよし”と納得しながら進め、自分を否定するよりも、肯定していく」（いのくちさん）。
「まず取り組んでみること。そうすると、動き出すこともある」（ぺこりんさん）

お二人のように、目標計画はあくまで計画であって、どのように楽しみながら取り組み続けていけるのかが重要ということでしょう。

まずは進むこと、そして、ある程度目標達成のために行動していると、今までとはまた違ったものが見えてきたり、新しい自分との出会いがあったりするのかもしれません。そんなときは、当初の目標が変わり新たな目標が必要な価値を見出すこともあるといえます。

それも、
「途中であきらめない事」（みんつさん）のように、最後まであきらめない気持ちがポイントといえるのではないでしょうか。

これまで何度も同じような目標に挑戦して達成できなかった経験をなさった方も少なくないと思われます。

そこで、それなりに工夫はしてみたものの、当初の目標とは達成度が違ってしまった場合、そのギャップを確認しながら進むことであなたが得られるものとは、どんなことだと思われますか。目標を持って挑戦することや、そのプロセスを楽しむことは、どんなことを自分にもたらすと考えられますか。いろいろなご意見をお聞かせください。


★田村議長の過去の円卓会議より
・仕事で自分の能力を100％活かしていますか？
・自分で仕事をつくること、できますか？
・いつかは、起業してみたい？

• 2015.04.01
• 田村真理子 日本ベンチャー学会事務局長