働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
働く人の円卓会議への投稿を通じて、自らの経験や意見を分ち合い、他の参加者 の選択肢や視野を広げることに貢献した投稿をイー・ウーマンピアの投票により 選び、3名の仲間に贈られるアワードです。
2つあります。1つ目は「休養・休憩などのオフタイムを仕事などのオンタイムと同じ重さで予定する」こと。2つ目は「終わったタスクを書き出す」ことです。後者は周囲でもやっている人がいませんが、職場で作業報告書を書く時に重宝しています。また、わたしの脳味噌は、仕事でもプライベートでも、自分に「これは終わったよ」ときちんと認識させると、余韻が抜けて次のタスクへ向かう準備が整うようなのです。切り替えが良くなったので結果的に時間管理がしやすくなりました。
議長:佐々木かをり
2020年11月27日- 12月04日実施
元犯罪者の未来には、こぼれない容量の受け皿が必要と考える。温かな対話や交流で、やがて自身も支援側に就ける可能性もあるのでは。人は必要とされる事で肯定感が育まれ、自他を大切にする感覚が身に着く。私自身、劣悪な環境で過ごした経験上、包括的な受け皿を社会全体で築く必要性を痛感する。また、元犯罪者の人たちに地域や企業のボランティアに参加して頂く等、交流を入口とした支援者の拡大は、抵抗感や偏見の軽減にもなると考える。
議長:押切久遠
2020年12月04日- 12月11日実施
2人の幼児を育てながらの共働きで夫婦ともにリモートワーク。会議の声が聞こえないほど離れた部屋にそれぞれ籠り、自由に仕事に没頭。日中会話をすることはなく、出勤と同じ環境を保っています。そのため関係に変化は感じていません。ただ夕方私が食事の支度に部屋から出てくると、自然と夫も仕事を切り上げ保育園のお迎えに。夜子どもが寝静まるまでは、お互い家事育児に専念するのが暗黙の了解。家事育児の負担が見える化することで、互いの仕事時間を尊重するようになったように感じています
議長:山田昌弘
2021年01月08日- 01月15日実施
今回、田澤議長のご解説で改めて、日本がこれまでいわゆる護送船団方式に乗れる長時間労働可能で「社交性」ある社員像のみをモデルとしてきたように私には見える。育児や家事等を抱える人は、そのような状況での社会参画が困難だったと思う。だがテレワークは多様な参画形態を可能としてくれた。またかつては長期出張を要した海外での会議にも家から参加できるようになった。よって、私は大きな恩恵を受けている。
議長:田澤由利
2021年01月29日- 02月05日実施
発言内容はもちろん問題だけど、IOC組織委員の席で、この発言をニヤニヤ聞いていた多くの委員にも責任があると私は思う。かくいう私も、働く女性としてずっと男性優位の社会で生きてきて、同様な発言を山ほど聞いて、その中でコトを荒立てずに世渡りする術を身につけてきてしまった反省も感じる。今回のことを追い風に、一人ひとりがこういう発言に面と向かって抗議する姿勢を持つことが、世の中を変える力になると思う。
議長:大門小百合
2021年02月12日- 02月19日実施
教訓とまではいきませんが、習慣となったことはあります。ひとつは防災習慣。アメリカ同時多発テロ911と東日本大震災311は、防災・避難グッズの入替えや、集合場所確認などをする日に。ふたつめは、寄付の習慣。東日本大震災時、毎日テレビから流れて来る被災地の状況に胸をえぐられ、偽善でもないよりましと、ボランティアでがれき集めに参加したものの、結局自分が遠くから継続してできる支援は寄付くらいと思い、寄付やクラウドファンディングなどで支援参加することが習慣になりました。
議長:高成田享
2021年02月26日- 03月05日実施
男性です。女性の健康のための技術、妊娠、不妊治療のための技術というのは非常に重要視しているため、興味があります。ただ、性や生理現象については、特に日本は語るどころか学ぶ事もタブー視され、男性の私はもちろん全く理解できておらず、女性も正しい知識が充分あるとは言い切れないだろうと思います。人材の健康維持の知識として誰もが正しい知識を学び、その上で妊娠、不妊の課題を理解して技術を活かす。そんな社会を望んでおり、米国がどのように進んでいるか知りたいです。
議長:竹之下千尋
2021年03月12日- 03月19日実施
総合職並みの仕事をしているのに「女性は一般職」という過去の悪習を引きずったままの弊社。昨年上司に厚労省発表のデータ等を元に進言し、給与水準を世間一般の総合職並みに引き上げることに成功しました。ですが、未だ社内の役職基準は女性は男性に劣るのが現状で、上司の理解もそこまでは得られておりません。経験が足りないからそこまでの仕事は任せられないと言いますが、なればこそ経験を与える環境を作っていくのも会社の役目だと思っています。
議長:佐々木かをり
2021年04月16日- 04月23日実施
多様性をベースにした障害者雇用促進法を参考に、男女雇用機会均等法に数値義務と納付金を制定する。15年の時限立法とし、最初の5年間は管理職の女性比率を20%以上、6年目から40%とする。公務員も同等。大企業は未達の場合、一人につき月5万円の納付金を義務とし、企業名を公表する。達成した場合、一人につき月2.5万円の調整金を支給する。調整金は、社内制度の拡充の対応や、管理職のシッター代や介護費を助成する。なお、「女性」は本人自認であればよい。
議長:佐々木かをり
2021年04月16日- 04月23日実施
最近はInstagramなどを通して、LGBTQの方々の発信をよく見聞きするようになって、考える時間も増えました。それと同時に、知らないだけできっと自分の親しい人の中にもいらっしゃるんだろう。もし打ち明けられたら、自分はどうするだろうかと想像することもあります。もし勇気を出して話してくれたなら、自分に話してくれて嬉しい「ありがとう」と伝えたいと思います。でも、本当は勇気を出したり、人や場所なんか選ばなくても安心して言えるようになって欲しいです。
議長:木下 舞耶
2021年05月07日- 05月14日実施
いつも「そうは言っても仕事が」と一蹴されて会話が終わってしまうので、意識改革のチャンスとして賛成です。仕事を子育てから逃げる手段にしないで欲しいと思います。また自分は会社員ですが、母親ばかりが育休をとる現状は、父親側の会社が母親側の会社のリソースにタダ乗りしているわけですから、この機会に母親側の会社はもっと声を上げた方がいいのではないでしょうか。(父親もいて、母親もいる会社って多いんじゃないの?と思いますが。)
議長:白河桃子
2021年05月14日- 05月21日実施
「ゴロゴロ問題」には、泣き止まない子どもを1時間でも男性パートナーが面倒をみれば子育ての大変さが分かり、理解を示す人は増えると思います。先月第一子が誕生したのですが、男性の私はまさに子育て真っ最中。パンデミックで時差出勤が導入されたことで夕方に帰宅。帰宅後はテレワークをしながら子どもが泣けば抱っこ、おむつの取り替え。その間、妻にはご飯を食べてもらい、入浴してもらっています。男性育休大賛成です。パンデミック以前だったら妻に大変な負担をかけるところでした。
議長:白河桃子
2021年05月14日- 05月21日実施
昨今、マスクで顔が隠れる分、表情が乏しくなっているのは事実だと思います。ただ、マスクをしていても目元はでている訳で、なるべくにこやかに、はきはき話す事を意識し、その場を和ませたいと心がけています。相手の立場に立った時に仏頂面をしているより、笑顔でいる人の近くにいたいと思うからです。マスク下でも表情豊かに、声のトーンや身振り手振りで会話する事で、相手の印象は異なると考えます。顔もそれに伴い引き締まればうれしいです。
議長:菅家ゆかり
2021年05月21日- 05月28日実施
日本企業の環境問題、労働問題の考え方はまだまだ不透明で消費者の私たちが理解しにくいと思います。今後、コーポレートガバナンス・コード改訂による上場企業の開示をきっかけに、もっと消費者に向けた自社の取り組みを示して欲しいです。また、WWFで行われている、中国における繊維生産改善プロジェクト、とても面白いと思いました。もっと世界全体でこの問題について知ることで、今後を豊かにすることが出来るのではないかと思いました。
議長:佐藤 泉
2021年06月04日- 06月11日実施
小学校の教員をしています。毎年、6月になると全校が見れる形で校内に戦争に纏わる展示をしています。その中で沖縄の平和の詩、様々な戦争の資料、地元に残る戦争遺品、遺物を児童に触れられるようにし、戦争とは何か、平和とは何か。そんな中で、沖縄の歴史を知らずして「戦争は悲惨だ」「反対だ」と声を上げることに大きな意味はないと思っています。まだまだ全てを私自身見聞きした訳ではありませんが、被爆の歴史と同様に伝え、残していくべきものだと思います。
議長:
2021年06月18日- 06月25日実施
産まれ育った宮古島では地上戦が無かった事もあり、親から空爆の話や疎開に向かう船で亡くなった親戚の話を聞いて育ちました。社会人として沖縄本島で生活するうち友人達が戦争の話を聞いた事があまり無いと聞き不思議な気持ちになりました。今では「あまりの悲惨さに語れない」状況だった事が理解できます。戦争の記憶を消してはいけない!と語り始めたオジイ・オバアがいるからです。県民でも戦争があった事は知っていてもその本当の悲惨さは聞かされていないという事も実はあるのです。
議長:
2021年06月18日- 06月25日実施
月経が終了した頃から手指の関節が曲がりにくくなり、お皿を落とし割ってしまうことが続きました。整骨院で相談すると、年齢的に更年期の症状かもしれないと言われ、まずは情報収集と、表参道カレッジの講座に参加。その際、女性ホルモンの激減による体調不良の症状や、ホルモン治療のお話を伺いました。早速、産婦人科を訪ね、子宮ガンと乳ガンのリスクを理解した上で、ホルモン治療を始めました。今は関節痛も改善し、同年代に勧めているところです。講座開催に感謝しています
議長:鈴木美香
2021年07月02日- 07月09日実施
今回の西村大臣発言により、酒類販売業者への補償が急浮上しました。オリパラ後、いよいよ選挙が近づくと、バラマキが一層増してくるでしょう。私は、国民が舐められているのだと思います。「史上最悪の民主党政権」が挫折し、安倍長期政権による自民党内の一強多弱と官僚の人事支配、そして国民の諦めムードにより、説明しなくてもそのうち忘れる、有権者側も他に受け皿がないから、という状況になった結果と思います。お上任せでなく、自分達が政治家を育てる、政権を鍛えるという私達の意識が必要だと思います。
議長:藤田正美
2021年07月09日- 08月20日実施
コロナで在宅勤務が推奨されるようになって、特に一人暮らしのメンバーで言動が激しくなる、あるいは発言が少なくなるといった「変化」がみられるようになりました。そういう時、成果や業務進捗はおいておいて、とにかく話す(オンラインでも)機会を持つようにしました。自分も、つらいときに吐き出すだけで自分の心の整理がついたことがあったので、少しでも助けになれば。。。と思いましたが、期待通り、気持ちが落ち着いたメンバーが多かったようです。
議長:古荘純一
2021年07月16日- 07月23日実施
昨年から新規プロジェクトのリーダーとなりました。サブリーダーをお願いした人(その領域での経験が豊富)が自閉スペクトラムで、極端な物言い、異常行動等があり恐怖心を感じることもありました。男性上司に相談してみましたが理解が得られず、私が不眠症気味になってしまいました。たまたま機会があり、社外の女性友人に話をしたところ、共感してもらえ、対応方法のアドバイスも貰えました。そのことで心が軽くなり何とか持ち堪えました。受け入れてもらえることの大切さを実感しました。
議長:古荘純一
2021年07月16日- 07月23日実施
議長のこの言葉で、祖母との会話を思い出しました。小学生の頃、祖母の度が過ぎた倹約がとても嫌でした。口癖のように言う「戦争の時は、食べるものも着るものもなかったんだよ」に対して「戦争は過去、今は関係ない」といつも心の中で反発していました。でも、大阪大空襲の日、3歳だった父の手を引いて父の弟をおぶって焼夷弾が次々落ちてくる中を必死に逃げた、あの時、ばぁちゃんたちが死んでたらお前はこの世にいないんだよ、と教えてもらった時から、戦争が自分事に変わりました。
議長:山田厚史
2021年08月06日- 08月13日実施
母方の祖父は中国から復員後、家業に身が入らず賭け事に走り、家族を顧みなかったことから、家族親族に嫌悪された。復員した仲間からは自殺者が出た。大人は、この不穏な出来事が中国で多くの人を殺した経験の壮絶さに起因すると受け止めるも、祖父の幼い子ら(母など)の心には、父親の庇護と愛情のない辛い体験として刻まれた。母やその姉はいまも、当時機能不全だった家族とその辛さを語り合うことがあるようだ。人を殺すという体験が祖父の心を殺し、形を変え、その家族に傷を残したと考えている。
議長:山田厚史
2021年08月06日- 08月13日実施
短期的には、アフガニスタンから出国したいと希望している人々、特に旧政府関係者で命の危険を感じている人々を、諸外国と分担して日本へも少しでも受け入れて、一般市民と同じように就労・生活できるよう支援し、また国民の偏見が起きないように広報等してほしいと思います。長期的には、継続して若者達が海外に留学し多様な視点を学べるよう国連を通じて支援してほしいです。友人達が故国アフガニスタンを、昔は美しかった、故郷が好き、もっと良い国にしたいと言っていたのが忘れられません。
議長:木山啓子
2021年08月20日- 08月27日実施
妊婦さんと赤ちゃんを守るために、自分は接種しました(明日2回目予定、家族6人中3人は2回接種、残り10代2人も約2週間後には2回目接種予定)。現時点では12歳未満に接種できるワクチンはないので、12歳以上で可能な人は接種するのが、妊婦さんと赤ちゃんを守るための方法だと思います。妊婦さんと赤ちゃんを守ることは、未来を守ることなので、やれることをやる、それしかないと思います!
議長:宋 美玄
2021年08月27日- 09月03日実施
先日の国際女性ビジネス会議でマネックスの松本社長が「男女は関係ない、優秀な人を」とのご発言に、佐々木さんが「女性はそもそもその機会すら与えられてもらえなかったのだけどどう?」と問いかけられていたのが印象的でした。最近は必ず男女の問題にするなと言われますが、女性優遇ではなく、男性に履かされていた下駄を脱いでねという考え方に共感しています。育児家事分担も含め、男性は下駄を履いていることに全く気付いてないと私は思います。クオータ制大賛成です。
議長:大門小百合
2021年09月17日- 09月24日実施
電車内等で赤ちゃんが突然泣き始め、お母さんがうろたえている時、あら元気だことー、等と大きめの声で話しかけるようにしている。おせっかいなおばさんが声掛けしていると、周囲の人も、まあしょうがないか、と思うらしく、お母さんの気も紛れて赤ちゃんが落ち着くことが多い。赤ちゃんが泣くのは仕方がないし、親がそれを申し訳ないなんて思う社会は不健全。赤ちゃんの声がする世の中が当たり前、という風になってほしいし、辛い思いをしている親子がいるのなら手を差し伸べてあげたい。
議長:高祖常子
2021年09月24日- 10月01日実施
私はダイバーシティ推進も働き方改革も掛け声ばかりで何も進歩しない会社、ここ数年は逆行しているのではとすら思う会社を辞め、本気で改革し取り組んでいる会社に転職しました。管理部門ですが女性管理職や障碍者の人数も少ないながらおり、まだまだ増やしていこうという中で働き方や就業場所の多様性があり、目標達成までの取り組みが明らかなため、とても前向きに仕事に取り組めています。
議長:佐々木かをり
2021年10月08日- 10月15日実施
私は、少しでも多くの女性議員を国会に送るために選挙へ行きます。現政権は、男女格差を解消するための政策が十分でないと思います。その象徴が、選択的夫婦別姓の導入先送りです。私は結婚改姓しましたが、すぐにでも戻したい。周囲にも選択的夫婦別姓を待ち望む男女がいます。しかし、高齢男性が中心の「歪んだ」政治においては、なかなか実現しません。男女間賃金格差の問題も然りで、歯痒いです。私は、投票を通じて女性議員の数を増やし、女性を取り巻く社会問題の解決に踏み出したいです。
議長:山田厚史
2021年10月22日- 10月29日実施
政治の「奢り、緩み、歪み」を発生させにくくするためにも、女性の議員を増やすことを本気で考える必要があるのではないかと思います。安倍政権の事例など、今までが男性同士(均質性)のうやむやな無言の空気でやり過ごせていたのだとすれば、女性が入ることで不正な行動、不明確に話が進むことに対して敏感な感性が加わるので、そのような話をもちかけにくい=発生しにくい空気になるのではないかと思いました。
議長:山田厚史
2021年10月22日- 10月29日実施
現在の評価制度では、職級ごとに求められる役割が決まっていますが、それぞれの強味を生かした役割にすることで、偏見が入り込む余地を少なく出来るのではと思いました。例えば、職級が上になる程、当然、外に出て他社と交渉したり、情報を集めることが求められるようになりますが、地道に内勤で手を動かすことが得意な人には、職級が上でもそのような役割を与えるなど。そのためにはそれぞれの強味を正確に把握することが必要になりますが、偏見の入り込む余地は減ると思いました。
議長:佐々木かをり
2021年11月12日- 11月19日実施