働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
イー・ウーマンアワード2021の対象期間は2020年12月から2021年11月まで。
議長部門は、この期間に、イー・ウーマンの円卓会議、表参道カレッジなどを中心に積極的に議論を展開して下さった議長の中から、イー・ウーマンが17名を選び、お贈りするアワードです。(順不同)
イー・ウーマンは、議長の専門性と示唆により、高品質なディスカッションをオンラインで行ってきました。2000年からはそのテーマが3000件を超えます。
議長のご参加に心から感謝申し上げます。
フリージャーナリスト
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
コラムニスト、元 朝日新聞論説委員
みなさまからのコメントに助けられての受賞、喜びとともに感謝の気持ちでいっぱいです。時事問題の議長役は、問題設定だけでなく、議論をどう発展させるか、悩むことが多いのですが、投稿されるコメントを読んでいるうちに、自然と議論の方向性が定まってくるのは、投稿される方の考察力、情報力が高いからだと思います。変化の激しい時代こそ、この円卓会議の価値が発揮されると期待しています。
自治医科大学 小児科学 准教授、医薬品医療機器総合機構 新薬審査外部専門委員
自治医科大学の田村大輔です。議長部門にてご評価いただきありがとうございました。2021年は、新型コロナウイルス感染症で、大変な1年だったと思います。2022年は、ワクチン予防と治療薬で制圧に向けて動き出す年だと思います。今後も、医療を中心とした円卓会議を開催させていただきます。今後も、皆さんと活発な議論ができればと思います。
ジャーナリスト・元 朝日新聞編集委員
暮らしのリズムが変わると、心に微妙な波紋が広がる。人との接触が減り、気分がスカッとしない。そんな鬱憤が世界規模で膨らんでいるのだろう。不快・不安・不満・・・。衝動的な事件や自暴自棄な犯罪がおこるのは、そんな世相の反映ではないか。政治の世界では「中国の台湾侵攻」がまことしやかに語られ、「台湾有事は日本有事」と軍備拡大が当たり前のように叫ばれだした。カラ元気な言説が幅を利かす時は危ない。冷静で、落ち着いた議論が必要だとつくづく思う。円卓会議は貴重な場です。投稿された皆様に代わり、議長賞ありがたく頂きます。
株)MM総研代表取締役所長、元日本経済新聞社論説委員
この度は「イー・ウーマンアワード2021」議長部門にお選びいただき、ありがとうございます。今回は「SNSの個人情報管理」「デジタル庁」「メタバース」などについて議論させていただきました。昨年はコロナ禍に始まり、コロナ禍で終わった1年でしたが、一方で仕事や生活など様々な分野でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んだ年でもありました。コロナ禍は一刻も早く収束してほしいですが、せっかく進んだデジタル変革の方は私たちの社会にしっかり定着させていく必要があります。今回の議論がその一助になったなら幸いです。
ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ執行役員・編集局長
働く人の円卓会議は、普段、私たちが社会の中で疑問に思うことや、感じたことなどをシェアしあうことができる貴重な場だと思います。ジャーナリストとして活動している私でも、友人、知人とニュースなどについて、日頃、そんなに意見を交わす機会がありません。議長をやらせていただき、たくさんの人の意見や考え方に触れることができ、視点も広がりました。様々な問題の解決策を見出していこうとする時こそ、そんな議論の場というのは大切なんだと思います。
(株)ワイズスタッフ代表取締役、(株)テレワークマネジメント代表取締役
産婦人科専門医、医学博士
この度は受賞させていただき大変光栄です。生理の貧困や新形コロナウイルスのワクチンというリプロダクティブヘルスライツに関わる大事な時事トピックで議長をする機会をいただき、皆様のご意見がこちらも大変勉強になりました。貴重な機会に感謝いたします。
特定非営利活動法人ジェン(JEN)理事・事務局長
日本のマスメディアの報道を見ているだけでは判らない現地の状況について、皆さんと語り合うことで、日の当たらないニュースに光をあてることができたと感じて嬉しかったです。議長として、なるべく多くの方に自分事として考えていただける様に問いかけたつもりでしたが、逆に、皆さんのコメントによって自分自身の理解が深まったと感じています。皆様の熱心なご参加に助けられ、より良い支援活動に励んでまいります。本当にありがとうございました。
相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、東京大学大学院情報学環客員研究員
多様性の対話ができる場所が円卓会議です。議長としてアワードをいただき、嬉しい限りです。議論が盛り上がりどのような表現や切り口を提示したら賛否が変わるのかなど、勉強になることばかり。私・・・から始まるリアリティあるご意見、今年も楽しみです。
株式会社電通 第1CRプランニング局 コピーライター
この度は表彰いただき大変光栄に思います。LGBTQ+のニュースをもとに、今年はじめて議長を務めさせていただきました。「LGBTQ+調査2020」や同性婚法制化にまつわるみなさまの議論にて、深く多様な視点を拝見することができ議長としても学びの多い体験でした。円卓会議に参加されたみなさま、運営スタッフのみなさまに感謝を申し上げます。
弁護士、第一東京弁護士会環境委員
イー・ウーマンの2021年アワードを頂き有難うございます。企業活動におけるSDGsの重要性が高まっています。低炭素社会への移行は簡単ではありません。日常生活そしてそれを支える企業活動にとって、エネルギーは重要であり、これを全部再生可能エネルギーに転換することは、現状では不可能です。人権の問題も、歴史、文化などの要素が絡み合っており、国ごとに感覚が異なることはある程度やむを得ません。私たちはどこへ行こうとしているのでしょうか。SDGsはその羅針盤ですが、同時に遠い夢にもなりかねません。学びながら、励ましあいながら歩いていく、これがイー・ウーマンの志だと感じています。
国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)日本代表、ニューヨーク州弁護士
フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッドR正講師
この度は議長部門で選出していただき、ありがとうございます。コロナ禍でマスク生活が長くなり、顔が見えないこと、人と直接会えないことのマイナス面が多くなってきたことに対して、みなさんが影響を具体的にコメントしてくださって、多角的に議論を展開できました。何よりきちんと意識し対応策を実施している方が予想よりも多く、さらに有効な情報を発信したいと背中を押された機会でした。今後も表情や声に関して、皆さんとの円卓会議を楽しみにしております。
中京大学スポーツ科学部・中京大学大学院スポーツ科学研究科 教授
この度は「イー・ウーマン アワード2021」議長部門を授与していただき、ありがとうございました。この賞は、積極的に意見を提示してくださった方がいらっしゃったからこそ、授与していただけるものです。社会全体で東京2020大会開催の賛否が問われていた時期に、多角的かつ長期的な視点で議論に加わってくださったみなさんに、改めて感謝申し上げます。議長を務めた1週間は、自らの想像力と調査力が試される素晴らしい機会となりました。今回の受賞を励みに、多様な価値観をもつ人々との出会いを大切に、精進を続けます。
作家・翻訳家、日本ペンクラブ常務理事
私のテーマは「異なる民族への差別。日本で感じたことはありますか?」でした。ちょうどその頃、北米でアジア系への暴力や侮蔑が多発していたのです。そして日本では、コンビニや工事現場などで働く移民が増えていますが、わが国の差別はどうだろうと問いかけたのです。するとピアのみな様が、ご自分の身近な問題として考え、異民族差別の理由、差別を減らすには何ができるか、ご自分の言葉でコメントしてくださいました。このアワードは、誠実で前向き投稿をしてくださった方々と一緒に頂く賞です。ありがとうございました!
医学博士 産婦人科医
素晴らしい賞をありがとうございます。ピアの皆様の多様な視点からの投稿に、いつも様々な気づきや刺激を頂戴しています。本当にたくさんの投票・投稿をありがとうございます。これからも円卓会議で気になる健康課題について意見や経験を共有し、ヘルスリテラシ―の向上にもつながる会議を展開できればと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。