イー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019 イー・ウーマンに参加している皆さんの貢献を讃え、年に1回、感謝の気持ちを込めてイー・ウーマンからお贈りするアワード。それが、イー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー。

投票で選ばれた働く人の円卓会議部門 受賞者を発表!

議長部門

議長部門 受賞者 が決定しました!

イー・ウーマンアワード2019の対象期間は2018年12月から2019年11月まで。
議長部門は、この期間に、イー・ウーマンの円卓会議、表参道カレッジなどを中心に積極的に議論を展開して下さった議長の中から、イー・ウーマンが14名を選び、お贈りするアワードです。(順不同)
イー・ウーマンは、議長の専門性と示唆により、高品質なディスカッションをオンラインで行ってきました。2000年からはそのテーマが3000件を超えます。
議長のご参加に心から感謝申し上げます。

  • 山田 厚史

    山田 厚史

    ジャーナリスト・元 朝日新聞編集委員

    情報・通信の大変革をあちこちで実感する日々です。 情報を取ることは容易になりましたが、「自分で考える」が追いつているでしょうか。 同じ意見で盛り上がり、聞きたくないことは聞かない。 そんな風潮をネットが煽っている、ともいわれます。 これではSNSが「分断」の片棒を担ぐことになる。 考えることは、聞くこと。違いを理解し、他者に敬意を払う。 「円卓会議」が、ネット社会にふさわしい議論の流儀を模索する場でになってほしいと思います。

  • 藤田 正美

    藤田 正美

    フリージャーナリスト
    『ニューズウィーク日本版』元編集主幹

    ずいぶん長い間、議長を務めていますが、いま日本の将来がとても不安です。政治や経済の指導者がこの不安感をあまり共有しているように見えないのはどうしたことでしょうか。円卓会議で少しでも不安を和らげることができるように議論できればいいなと思っています。

  • 高成田 享

    高成田 享

    コラムニスト、元 朝日新聞論説委員

    名誉ある賞をいただきありがとうございます。時事問題が中心で、円卓会議に主体的に参画するのは難しいテーマが多かったと思いますが、多くの投稿をいただき、議長として勉強させていただきました。多角的、多面的な意見が交わされるのがこの会議の強みだと思います。日本の政治は劣化、経済は衰退するなかで、傍観しているだけでは、自分たちも低迷していくことになりかねません。これからも、活発な議論の場を提供できればと思っています。よろしくお願いします。

  • 山田 昌弘

    山田 昌弘

    中央大学 文学部 教授

    家族に関する価値観が多様化しています。私の議題は、政治的な課題の賛否を問 うというよりも、多様化している家族のありかたに読者のみなさまがどのような 思いを抱いているかを知りたくて設定いたしました。身近な価値観や行動の変化 は、すぐに社会制度や経済状況を変えることはなくても、少しづつ、社会を変化 させていく力になると思っています。意見をよせていだいたみなさま、そして、 議論の機会を与えていただいたe-womanのみなさま、感謝申し上げます。

  • 井上 順孝

    井上 順孝

    國學院大學名誉教授

    昨年は3回議長役を担当させていただきました。いろいろなご意見をいただくので、非常に参考になります。 宗教に関わる事柄は身のまわりにいくらでもあるのですが、そうと気付かないことが多いように思います。無意識のうちに避けているような場合もあるかと思います。しかしグローバル化が進む時代には、宗教や宗教文化についてある程度の素養が必要になりそうです。今後も一つひとつのテーマについて、新しい発見があるような議論を展開できればと思っています。

  • >鈴木 美香

    鈴木 美香

    医学博士 産婦人科医

    大変素晴らしい賞を頂戴し、ありがとうございます。様々な視点からたくさんの投稿をいただいたピアの皆様のお陰と心より感謝申し上げます。毎回、専門の立場からは気づきにくい指摘やご意見、疑問を頂戴することで、円卓会議は私にとりまして良い学びの場ともなっております。今後とも宜しくお願い申し上げます。

  • 高祖 常子

    高祖 常子

    育児情報誌「miku」編集長、インターネットサイト「こそだて」編集長、NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事

    2019年2月に「虐待通告、ためらいますか?」という議題で議論させていただきました。そして親権者による体罰禁止の明示が国会にて全会一致で可決したのが6月19日、その直後6月21日からの円卓会議で「改正児童虐待防止法、成立。体罰は減ると思いますか?」という投げかけをさせていただきました。とてもタイムリーなタイミングでみなさまと議論させていただけるのは、円卓会議での醍醐味とも言えますね。皆様とやり取りしながら思いを伝えられること、議論を通して皆さんのさまざまな考えに触れることができる場は、とても貴重です。ありがとうございます!

  • 田村 大輔

    田村 大輔

    自治医科大学小児科、厚生労働省健康局参与

    「イー・ウーマン アワード2019」議長部門で表彰いただきありがとうございます。感染症知識を正しく理解して、よりよい議論をしていただくことを心がけております。今後も、正しい知識を持って、活発な議論をしていきましょう!

  • 菅家 ゆかり

    菅家 ゆかり

    フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッドR正講師

    議長部門で選んでいただき、ありがとうございます。円卓会議では、投げかけにどんなコメントをいただけるかわからないので、毎回ドキドキしながら楽しみに待っています。年々投稿の内容が専門的に様々な経験からのものが増え、声や表情への意識が高く、日常実践されていることを実感します。前回の会議では、70代の方からの投稿もあり、皆さんからの良い声への明確な指摘、説得力のあるご意見に大いに刺激され議論が深まりました。円卓会議は、私自身にとっても日々の指導、実践につながる貴重な機会となっています。

  • 野村 浩子

    野村 浩子

    ジャーナリスト・淑徳大学教授

    今年は「男性の育休元年」となるか、という記事が元旦の新聞紙面を飾りました。 小泉進次郎氏の育児休業取得も話題になっています。 こうしたニュースに先駆けて、昨年「男性の育児休業」を円卓会議のテーマとしました。 皆さまから貴重なご意見を頂き、議論を深めることができたことを嬉しく思っております。 社会をよりよくするため、変化を後押しする議論を、今年も円卓会議に期待しています。

  • 財部 愛

    財部 愛

    ヨガインストラクター

    この度は「イー・ウーマン2019 議長部門」に受賞させていただき、ありがとうございます。 この様な機会を作っていただいた皆様に、心より感謝致します。 議長を務めてリードしていくという事は、私にとって初めての試みで、初めは緊張と気合いでガチガチになっていましたが、いざ始まってみると、リードしているのは議長の私ではなく、意見を投稿して下さる方々でした。 一週間がどの様に展開するか、予想できずにいましたが、意見を下さる方々の熱量に引っ張られ、私自身もどんどんアイデアが膨らみ、会議が終わってみればとても満足のいくものになっていました。 沢山の方々の意見が聞け、刺激を受けましたし、意見のやり取りをしている間に、私自身の考えも整理され、自分も気付かなかった自分自身の考えを発見し、学びを得る事もできました。 現在、SNSの普及により、自分の意見を世に出す事は、容易にできるようにはなりましたが、一つのテーマに対して意見を言い合う機会は、まだ多くはありません。 働く円卓会議は、まさに意見を言い合える場ですし、参加して他の方の意見を聞く事で、自分が磨かれ自信に繋がる、素晴らしい場だと思います。 是非、今後も続けていただきたいと思います。

  • 阿佐見 綾香

    阿佐見 綾香

    株式会社電通 電通ダイバーシティ・ラボ(DDL)
    チーフ・リサーチャー

    このたびは議長部門賞をいただき、大変光栄です。ありがとうございます。 2019年に議題に挙げたテーマは、皆さんの住んでいる街がLGBTの市民も住みやすいかどうかについてでした。弊ラボで続けているLGBTQ+調査の結果、LGBTという言葉自体は浸透しつつあり、世の中の空気が変わってきていることがわかります。2019年末の紅白歌合戦では、紅と白半々の衣装をまとった氷川きよしさんのステージ、紅組トリのMISIAさんのステージにレインボーフラッグが登場したことが話題に上りました。きっと多くの方がレインボーフラッグの意味を調べて、知るきっかけになったでしょう。社会的な関心はLGBTの課題に対する、具体的な解決策へ移り変わり、円卓会議でも「まだまだ課題はあり」といった意見が多く寄せられました。何が住みやすさをつくるのか、国内外それぞれの地域から意見を寄せていただきました。明確な答えがない議題に多くの人で意見を出し合う場はとても貴重です。毎回真面目で熱い多様な意見、各地からのエピソードも沢山寄せられ、活発な議論が交わされる円卓会議で、これからもさまざまな議論をご一緒させていただきますことを楽しみにしています!

  • 治部 れんげ

    治部 れんげ

    経済誌記者

    ご選出いただき、ありがとうございます。イー・ウーマンの円卓会議は建設的な議論をする人が集まっている、という点でSNSとは異なる魅力があると思います。 特に働き方、育児などについてSNSで発信すると、議論の流れをまとめるのが大変なこともあります。イー・ウーマンの円卓会議は、参加者皆さんが「自分は何ができるか」「自分はどう思うか」を主体的に考え、発信する良質なコミュニティだと思います。 お仕事や家庭生活の経験に裏打ちされたご投稿から私も学ぶところがたくさんありました。ありがとうございます。

  • 根本 かおる

    根本 かおる

    国連広報センター所長

    「働く人の円卓会議」の議長は、皆さんの反応や声がリアルタイムで返ってくるのに手応えを感じ、 いつも楽しく務めさせていただいています。さらにこのような素晴らしい賞をいただき、 身の引き締まる思いです。国連が取り組む世界の課題を私たちの暮らしに結び付けながら ディスカッションを進めていますが、グローバルな事柄を自分の足元に引き寄せて 投稿してくださる皆さんからいつも大いに励まされます! この場をお借りして、心から感謝申し上げます。

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