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会議番号:3636 開催期間 2021年04月09日- 04月16日
公共施設などでの無料配布に批判的な意見への対話について、多数ご意見をいただきありがとうございます。 2kishir0さんにご提案いただいた「生理用品の会社とタイアップしてムーブメントを起こす」という案はとてもいいですね。日本では生理用ナプキンを販売する会社は数社に限られていて、どれも大手ですから、ナプキン会社に関与してもらわない手はありませんね。自治体ごとにどこかの会社とコラボし、財源の一部にふるさと納税を使うなどいろいろなアイデアがありそうです。 シンゴパパさんにご提案いただいた「トレーサビリティ」という案も、無料配布が浸透するまでの大量持ち帰りを防げそうです。私が勝手に考えたのは、一個ナプキン取り出したらもう一個取り出すまでに1分くらい時間がかかるナプキンケースを個室内に設置するという案です。それなら大量に持ち去るのは物理的に難しくなります。一度伸び切ったら縮むまでに時間がかかるバネなどを利用して作れないかななどと妄想していました。 真打ちさんのおっしゃる「男性タレントを起用したキャンペーン」もとてもいいと思います。やはり、生理のことは今までオープンに話すことがタブー視され、当事者でない男性には特に知るきっかけがなかったと思います。性別に関係なく男女の健康課題について知る機会が増えてくるといいと思います。 marco302さんのおっしゃるように、生理用品はある日突然全く使わなくなるものです。私もミレーナという子宮内デバイスを入れてから生理らしい生理が全く来なくなり、ストックしていた生理用品が余りました。私の場合は自分のクリニックで必要な方に配布したらなくなりましたが、余っている人が持ち寄って必要な人が持って帰るような箱を設置するのもいいと思います。 一週間たくさんの方に生理の貧困について考えていただき、いろんなアイデアに触れ、私自身にとっても大きな学びになりました。引き続き問題提起していきたいと思います。お付き合いありがとうございました。★これまでの関連テーマもお読みください・「フェムテック」って知ってますか?・10代の出産、毎週250名。知っていましたか?・相談できる婦人科医、いますか?
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