神戸大学・大学院修士課程、中京大学大学院博士課程を経て博士(体育学)。「中上流階級の白人男性が中心だったオリンピックは時代と社会の変化の中で、人権の拡大に影響を与えることができたのか、Sport for Allの“All”とは誰を指すのか、“All”から排除されている人々にどのようにすれば光をあてることができるのか」を問題関心の中心に据え、スポーツ史、スポーツとジェンダー研究に携わってきた。
現在、日本学術会議第24、25期連携会員、日本スポーツとジェンダー学会(JSSGS)会長、日本体育・スポーツ・健康学会副会長、日本スポーツ体育健康科学学術連合副代表、体育史学会副会長。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、中京大学スポーツミュージアム副館長。「よくわかるスポーツとジェンダー(ミネルヴァ書房)」でJSSGS学会賞受賞。国際オリンピック史家協会“Vikelas Plaque”受賞。