働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3777 開催期間 2025年06月06日- 07月25日
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昭和の時代は、生活が今以上に豊かになるという希望でしたが、平成生まれの2kishir0さんが「実感としても、希望が持てた時期というのはあまりなかったように思います」というように、若い方は現実生活での希望がもちにくい、「安定が一番」と思いたくなる気持ち、わかります。 では、それより上の世代はこれからどこに希望をもっていけばよいのか。n.danさんのように「プライベートを優先」、いぬいるかさんのように「信頼し合える関係性・絆」、つまりは、「希望は小さなことでもなんでもよい」(blueberry53さん)というように、物質的な豊かさではなく、精神的かつ人間関係的な豊かさに希望を見いだそうとしている様相がみえてきます。「好きなものが食べられる90代」(真打ちさん)を想像するのも楽しいですね。 ただ、若い人はもっと先を行っているかもしれません。大学生に理想の生活を聞くと、「夫婦と子どもで一戸建てに住んで楽しく暮らす」という昭和型の夢を抱く学生がまだ大半です。しかし、現実はどうなりそうかと聞くと、「経済的に無理だから子どもは諦めてペットを飼う(→少子化ますます進みますね)」とか「結婚できるとは思えない」という回答が増えます。 では、希望はどこにあるのか。私が接している若い人たちは、リアルな世界での希望を諦め、バーチャルな世界に希望を求める人が増えています。現実の仕事ではなかなか評価されないから、ゲームで努力して高得点を上げることが喜び。ソシアルゲームで、参加者と協力し合ってモンスターを倒す。みんなで一緒に努力してそれが報われることが、バーチャルな世界で実感できるのです。 また、推し活で、アイドルやキャラクターを応援すれば、活躍したりメジャーになったりする。そのこと自体が喜びになります。おいしい食べ物をみつけたら、それをソシアルメディア(SNS)に上げて、「いいね」をたくさんもらう。まさに、現実とは離れたところに希望を見いだしているように見えます。 このような所に希望を見いだす若者が増えるのは仕方ないことなのでしょうか。 それとも、現実の世界に希望を見いだせと説得した方がよいでしょうか。その点に関する意見もいただければうれしいです。 改めて問います。これからのあなたの生活、希望もてますか? Yesの人は、どのような希望か、Noの人はその理由を教えてください。 そして、リアルな世界での希望を諦め、バーチャルな世界に希望を求める若者に対して、あなたならどう考え、どんな言葉をかけるのか、ご意見をお待ちしています。★山田議長の新著『希望格差社会、それから: 幸福に衰退する国の20年』(東洋経済新報社)★山田議長の過去の円卓会議より・異次元の少子化対策、良いアイデアありますか?・「昭和の家族像」が女性活躍を阻んでいる?・コロナ禍でパートナーとの関係は変わりましたか?<運営事務局より>・6月27日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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