働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3685 開催期間 2022年06月03日- 06月10日
皆さんの投稿を見ると、地震災害のリスクが年々大きくなっているにもかかわらず、また震災対策の新たな課題が次々と提起されているにもかかわらず、備えの見直しをしていない人が意外に多いことが解りました。 見直しをしていない人をみると、大きく2つのタイプに分けることができます。一つは、見直しの必要性を感じていないタイプ、もう一つは、見直しの方向性や課題を見いだせないタイプです。 前者のタイプは、巨大地震はすぐには来ないとか、我が家では深刻な被害が出ないと思い込んでいる人に、多く見られます。このタイプでは、「正しく恐れる」ことが必要です。「もしもという問いかけ」を投げかけ、「最悪のシナリオ」を描いてみることが欠かせません。ここでは、東京のunagiさんが指摘されているように、想像力と緊張感が必要です。 後者のタイプは、見直しの時間的な余裕がない人や具体的な方策を見いだせない人に、多く見られます。この方策が判らないということが、見直しの大きなネックになっています。このタイプでは、「正しく備える」ことが必要です。備えは、出来ることから、身近に感じられることから始めることです。身の丈に合った防災が求められています。 身の丈に合ったということでは、東京の2kishir0さんのご指摘のようなオーダーメイドあるいはカスタマイズの取り組みが求められます。それぞれの得意技を生かして何ができるかを考えてみることが大切です。すぐに答えが出なくても、ゲームをする感覚で答えを探してみてください。いやいやの防災ではアイディアが出てきません。楽しみながら見直しの課題を見出してください。 ところで、これからの防災の大切なキーワードは「みんなで防災」です。備えの見直しもみんなで取り組むと、いろいろアイディアが出てきます。栃木の真打ちさんのご提案にあるような、自治会ぐるみで取り組むことをお勧めします。 みんなが、いろんな取り組み事例を持ちよって共有化し、互いに学び合うことが大切です。みんなで事例を集めて「防災のカタログ集」をつくりませんか。会議最終日に向けて、こんな取り組みをしているという事例やこんな取り組みをすればという提案を、お待ちしています。
★室﨑議長の過去の円卓会議より
・自宅から避難。準備はできていますか?
・あなたの地域、巨大災害への備えは十分ですか?
・避難所のあり方、提案ありますか?(2011年3月実施)
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