イー・ウーマン（ewoman）

再選は望まないが可能性はあり（abbyi・神奈川県・41）

個人的な希望としては、絶対にトランプが再選されないことを祈っていますが、前回の大統領選挙の際に、「トランプなんかが大統領になれるわけがない」と思っていたのにあれよあれよと言う間に当選してしまったことを思い出すと、今回も同じようなことが起こりうると思っています。また、統計上も2期目の再選率は高いので、可能性としては「あり」です。

民主党内の選挙が示唆するもの（ゆうあんどみいこ・東京都・56）

4年前、仕事場で皆と選挙結果を茫然と見ていたことを思い出します。なぜアメリカ国民はトランプを選んだのか？当時抱いたイヤーな予感が現実となるにつれ、間違いなく再選はないだろうと思っていたのですが。。。民主党内の選挙は、そこまで深掘りできていませんが、今のアメリカ国民の複雑な心理状態を如実に表しているようで、とても興味があります。そして、それが「どこかの国」の政治状況と重なって見えてしまうのも事実です。

あって欲しくはないのですが。（abovo・北海道・55）

支持者・保守党の結束、民主党の候補者が誰になっても対抗馬として弱そうな現状を見るに、二期目がありそうな気配を感じます。ただ選挙本番までの間に予想もつかないような事態が起これば変わるかもしれません。個人的には国際社会におけるトランプ氏の独りよがりな行動には苛立ちを覚えます。オバマ氏のような協調主義的な大統領が出てきてくれることを望みます。

まとまりと勢いが必要！（シンゴパパ・静岡県・52）

エイミー・クロブシャー氏かピート・ブティジェッジ氏が相応しいと思います。サンダース氏やバイデン氏は知名度は高いものの、年齢的なことも含めて、トランプ氏に対抗するのは難しいと思います。民主党が一つにまとまるには、中道・穏健派が相応しいと思いますし、トランプ氏に対抗するためにも、勢いが必要だと考えます。あとは、「女性初」「同性愛者初」などに対し、どこまで民主党関係者が一つになり、対抗できるかがカギだと考えています。

再選されないでほしいと願いつつ（yn58・東京都・52）

これほど下品で教養がなく、敵と見なせば弱者であろうと平気で人を罵倒する人物が世界でもっとも強い経済と軍事力を有する国の大統領であり続けるのを見るのは正直苦痛です。しかし、彼が、常識的な人間にとっては考えられない非常識な言動をすることにより、大喜びするトランプ支持層がいる、しかも、残念ながらその支持層はかなり多いのが現実なのではないでしょうか。

誰もいない（パフィンドーナッツ・埼玉県・51）

インパクトのあるアピールが上手なトランプ氏が再選してしまうように思います。反トランプ陣営の票が割れてしまう事も原因かと思います。結局、前回と同様の流れてになるのではないでしょうか。

個人主義の王道を行っている（いーちゃん・青森県・59）

職場の同僚はほぼアメリカ人ですが、上司も同僚も言いたい放題やりたい放題、その影響を考えない発言・行動の多いことに辟易としています。この傾向は、トランプ氏が大統領になってから強まっている感じがします。仕事だから、ビジネスだからと言ってなんでも命令する上司。そんなやり方で大統領にまで上り詰めた人の影響は大きく、一般の人も皆お手本にするのではないでしょうか。そしてアメリカ人は強い人が好きですからね。

残念ながら（まめちゃこ・東京都・67）

私の気持ちとしては再選されてほしくない。しかし、されると思う。支持率が高くないとはいえ落ちない。民主党の対抗馬も彼をしのげるような人がいない。バイデン氏も支持率が低いし、サンダース氏は高齢すぎる。8年を考えると若いブティジェッジ氏だが、ゲイの人に対してアメリカ人がどう反応するか、意外と保守的な人が多いので･･･。地球温暖化に無神経だし、自国中心な考えは嫌いです。でも、現実的に再選されるんだろうと思います。非常に残念ですが。

トランプ再選はあるか？という問いに、88％の人がYesと投票しています。「トランプ圧勝」ですね。投稿も全部が「Yes」の方々からでした。多くは「トランプ再選」を好ましからず思いながら、「今のままではトランプ勝利か」と予想しています。期待と現実に「ねじれ」が起きているようです。

もしかするとアメリカの有権者にも似たような想いがあるかもしれません。yn58さんは「下品で教養がなく、敵とみなせば弱者であろうと平気で人を罵倒する人物」と酷評しましたが、そうした評価はトランプを選んでしまったアメリカにもあるのでは、と思われます。

ゆうあんどみいこさんは、4年前を振り返り「当時抱いたイヤーな予感が現実となるにつれ、間違いなく再選はないだろうと思っていたのですが」といいました。みなさんの投票が物語るように「再選」が有力視されるのは、なぜでしょう？

各州で党員集会や予備選が開かれ、有権者が候補者の政策や個性をじっくり見定め、自らの投票で選べます。アメリカの大統領選は、民衆が自発的に参加する、民主主義のお手本のようなシステムです。新人なら「期待はずれだった」ということもあるでしょう。しかし、アメリカの有権者は４年間「トランプ流政治」を見てきた。再選となれば、まぎれもなく「民意の結果」です。

なぜこんなに人気があるのか？「インパクトのあるアピールが上手」（パフィンドーナッツさん）、「個人主義の王道を行っている」（いーちゃんさん）、「支持率が高くないとはいえ落ちない」（まめちゃこさん）など様々な分析がありました。どれも「なるほど」と思えるものですが、それだけだろうか？
政策なのか、人柄なのか、パフォーマンスの力なのか。あなたは、どうしてトランプのような政治が「今のアメリカ」で支持されていると思いますか。「トランプを求めるアメリカ社会」を、貴方はどう見ておられるのか、投稿してください。
「トランプは大統領に再選されるか」へのYes/Noの投票と併せ、あなたのご意見をお待ちしています。　





★山田議長の過去の円卓会議より
・安倍政権。長期政権の緩み、ありますか？
・日韓摩擦。あなたが心がけていること、ありますか？
・米大統領選。この選び方、いいと思いますか？（2016年11月）

• 2020.02.17
• 山田厚史 ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員